世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1319)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1多雨東・西日本及びその周辺
  • 前線や湿った空気の影響を受けた。
  • 石川県の金沢では、7日の日降水量が332.0mmだった(8月の月降水量平年値:179.3mm)。
  • 長崎県の長崎では、11日の日降水量が259.5mmだった(8月の月降水量平年値:217.9mm)。
2大雨中国北西部
  • 中国北西部では、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
3大雨ネパール〜パキスタン
  • ネパール〜パキスタンでは、大雨により合計で10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、ネパール政府、パキスタン政府)。
4少雨ヨーロッパ西部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • フランス南東部のリヨンでは、12日までの30日間降水量が10mm未満だった(7月、8月の月降水量平年値:66.3mm、66.5mm)。
5大雨ナイジェリア南東部
  • ナイジェリア南東部では、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
6高温カナダ南東部〜米国北東部
  • 暖かい空気に覆われた。
  • カナダのケベック州モントリオール/トルドー国際空港では、12日の日平均気温が約29℃(平年値:約20℃)で、11日の日最高気温が35℃を超えた。
7少雨カナダ南東部及びその周辺
  • カナダのオタワでは、12日までの30日間降水量が20mm未満だった(7月、8月の月降水量平年値:91.3mm、94.9mm)。
8多雨米国中西部〜南東部
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 米国のウィスコンシン州ミルウォーキーでは、10日の日降水量が170mmを超えた(8月の月降水量平年値:92.0mm)。
9少雨メキシコ
  • メキシコ北部では引き続き異常少雨となった。
  • メキシコ北部のチワワでは、12日までの30日間降水量が20mm未満だった(7月、8月の月降水量平年値:109.3mm、78.8mm)。
10多雨オーストラリア東部
  • 気圧の谷の影響を受けた。
  • オーストラリア南東部のシドニーでは、8日〜10日の3日間降水量が90mmを超えた(8月の月降水量平年値:63.9mm)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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