世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1324)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温東シベリア南部〜中国東部
  • 日本付近では、暖気に覆われた。
  • 東シベリア南部〜中国東部では、南から暖気が入った。
  • 先週に引き続き異常高温となった。
  • 福岡県の福岡では、15日の日平均気温が29.3℃(平年値:24.9℃)で、日最高気温が34.4℃(平年値:28.8℃)だった。
  • 中国のシャンハイ(上海)市シャンハイ(上海)では、16日の日平均気温が約32℃(平年値:約25℃)で、日最高気温が36℃を超えた。
2多雨黄海周辺
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 先週に引き続き異常多雨となった。
  • 長崎県の厳原では、10日〜14日の5日間降水量が198.0mmだった(9月の月降水量平年値:235.5mm)。
  • 中国のリャオニン(遼寧)省ターリエン(大連)では、16日の日降水量が110mmを超えた(9月の月降水量平年値:52.0mm)。
3大雨カリマンタン島北部
  • マレーシアのカリマンタン島北部では、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
  • マレーシア(サバ・サラワク)北東部のコタキナバルでは、13日〜14日の2日間降水量が330mmを超えた(9月の月降水量平年値:287.4mm)。
4大雨バリ島
  • インドネシアのバリ島では、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
5大雨パキスタン
  • パキスタンでは、大雨により70名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、パキスタン政府)。
6多雨ヨーロッパ中部
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • ドイツ東部のコトブスでは、10日の日降水量が30mmを超えた(9月の月降水量平年値:46.7mm)。
7高温カナダ南西部及びその周辺
  • 南から暖気が入った。
  • カナダのアルバータ州エドモントンでは、13日の日平均気温が約22℃(平年値:約13℃)で、12日、13日の日最高気温が29℃に達した。
8少雨カナダ南西部〜米国南東部
  • カナダ南東部〜米国中西部では引き続き異常少雨となった。
  • カナダのアルバータ州カルガリー国際空港では、16日までの30日間降水量がほとんどなかった(9月の月降水量平年値:31.0mm)。
  • 米国のミズーリ州セントルイスでは、16日までの30日間降水量が10mm未満だった(9月の月降水量平年値:75.4mm)。

「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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