世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1327)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温東アジア東部〜中部
  • 暖気に覆われた。
  • 日本〜中国東部では先週に引き続き異常高温となった。
  • 北海道の札幌では、5日の日平均気温が21.0℃(平年値:14.5℃)で、3日の日最高気温が28.2℃(平年値:19.3℃)だった。
  • 中国のチョンチン(重慶)市チョンチン(重慶)では、1日、6日、7日の日平均気温が約27℃(平年値:約21℃)で、1日、2日の日最高気温が32℃を超えた。
2多雨対馬〜華北
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 長崎県の厳原では、3日の日降水量が278.0mmだった(10月の月降水量平年値:120.8mm)。
3低温中央シベリア南部〜カザフスタン中部
  • 寒気に覆われた。
  • カザフスタン中部のカラガンダでは、5日の日平均気温が約-2℃(平年値:約8℃)で、日最低気温が-7℃を下回った。
4少雨ロシア西部及びその周辺
  • 引き続き異常少雨となった。
  • ロシア西部のニジニーノブゴロドでは、7日までの30日間降水量が10mm未満だった(9月、10月の月降水量平年値:58.8mm、64.5mm)。
5大雨インド北東部、ネパール
  • インド北東部、ネパールでは、大雨により合計で80名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
6多雨ヨーロッパ南東部及びその周辺
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • ブルガリアのソフィアでは、2日〜3日の2日間降水量が50mmを超えた(10月の月降水量平年値:53.9mm)。
7少雨ヨーロッパ南西部及びその周辺
  • 引き続き異常少雨となった。
  • スペインのマドリード・バラハスでは、7日までの30日間降水量がほとんどなかった(9月、10月の月降水量平年値:25.7mm、54.4mm)。
8少雨カナダ中央部〜米国北東部〜メキシコ北部
  • 米国北東部及びその周辺は引き続き異常少雨となった。
  • カナダのアルバータ州カルガリー国際空港では、7日までの30日間降水量がほとんどなかった(9月、10月の月降水量平年値:31.0mm、14.0mm)。
  • 米国のテキサス州オースティンでは、7日までの30日間降水量がほとんどなかった(9月、10月の月降水量平年値:84.0mm、100.5mm)。
9高温カナダ南東部〜メキシコ北部
  • 暖気に覆われた。
  • カナダ南東部及びその周辺では先週に引き続き異常高温となった。
  • カナダのオタワでは、6日の日平均気温が約21℃(平年値:約11℃)で、5日の日最高気温が30℃を超えた。
  • 米国のテキサス州エルパソでは、5日の日平均気温が約28℃(平年値:約21℃)で、2日の日最高気温が33℃を超えた。

「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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