この期間の主な異常気象・気象災害
| 異常気象の種類 | 地域 | 概況 |
1 | 高温 | 日本及びその周辺 |
- 北日本では南から暖気が入った。
- 東・西日本周辺では暖かい空気に覆われた。
- 東京都の東京では、18日の日平均気温が28.8℃(平年値:22.1℃)で、日最高気温が34.4℃だった(平年値:26.1℃)。
|
2 | 多雨 | 東シベリア南部〜中国東部 |
- 低気圧や前線の影響を受けた。
- 中国のシャントン(山東)省チンタオ(青島)では、19日の日降水量が100mmを超えた(6月の月降水量平年値:70.8mm)。
|
3 | 高温 | 中央シベリア南部〜パキスタン周辺 |
- 暖かい空気に覆われた。
- 中国西部〜中央アジアでは先週に引き続き異常高温となった。
- キルギスのビシュケクでは、18日の日平均気温が約31℃(平年値:約23℃)で、19日の日最高気温が39℃を超えた。
|
4 | 多雨 | インドネシア東部 |
- インドネシア東部のアンボンでは、20日〜21日の2日間降水量が340mmを超えた(6月の月降水量平年値:664.9mm)。
|
5 | 悪天候 | インド |
- インドでは、悪天候により30名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
- インド北西部のジャイプル/サーンガーネルでは、23日〜24日の2日間降水量が120mmを超えた(6月の月降水量平年値:47.7mm)。
|
6 | 少雨 | トルコ〜ヨーロッパ西部 |
- 引き続き異常少雨となった。
- ジョージアのトビリシでは、24日までの30日間降水量が10mm未満だった(6月の月降水量平年値:87.7mm)。
- クロアチアのザグレブでは、24日までの30日間降水量がほとんどなかった(6月の月降水量平年値:90.0mm)。
|
7 | 高温 | ヨーロッパ西部およびその周辺 |
- 暖かい空気に覆われた。
- 先週に引き続き異常高温となった。
- フランスのパリ・オルリー空港では、21日の日平均気温が約27℃(平年値:約19℃)で、日最高気温が35℃を超えた。
|
8 | 多雨 | カナダ南東部及びその周辺 |
- 低気圧や前線の影響を受けた。
- 米国のニューヨーク州ロチェスターでは、18日の日降水量が80mmに達した(6月の月降水量平年値:85.5mm)。
|
9 | 多雨 | メキシコ中央部〜南部 |
- ハリケーン「ERICK」の影響を受けた。
- メキシコ中央部では先週に引き続き異常多雨となった。
- メキシコ中央部のタンピコでは、20日〜22日の3日間降水量が260mmを超えた(6月の月降水量平年値:135.7mm)。
|
概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。
概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点、異常多雨・少雨発生地点、異常天候地点リストをご覧ください。