9月13日3時に小笠原諸島近海で発生した台風第18号は発達しながら北上し、東海地方、関東甲信及び東北地方を北東に進みました。
台風の接近・通過に伴い、日本海からのびる前線の影響や、台風周辺から流れ込む湿った気流の影響、台風に伴う雨雲の影響で、四国から北海道の広い範囲で大雨となりました。また、9月15日から16日にかけて関東甲信地方を含め、各地で竜巻が発生しました。
9月13日3時に小笠原諸島近海で発生した台風第18号は発達しながら北上し、東海地方、関東甲信及び東北地方を北東に進みました。
台風の接近・通過に伴い、日本海からのびる前線の影響や、台風周辺から流れ込む湿った気流の影響、台風に伴う雨雲の影響で、四国から北海道の広い範囲で大雨となりました。また、9月15日から16日にかけて関東甲信地方を含め、各地で竜巻が発生しました。
2013年9月16日3時の天気図
2013年9月16日3時の衛星画像
2013年の台風第18号の経路図
台風第18号による一連の竜巻
台風第18号による竜巻の被害域の例
強さを示すFスケール(藤田スケール)と長さ、幅で被害を表します。
台風第18号による一連の竜巻
台風第18号による一連の竜巻
Fスケール(藤田スケール)とは
竜巻やダウンバーストなどの風速を、構造物などの被害調査から簡便に推定するために、シカゴ大学の藤田哲也博士により1971年に考案された風速のスケールです。日本ではこれまでF4以上の竜巻は観測されていません。
なお、現在は、この藤田スケールを改良し、より精度良く突風の風速を評定することができる「日本版改良藤田スケール(JEFスケール)」を平成27年12月に策定し、平成28年4月より突風調査に使用しています。