2007年8月、勢力の強い太平洋高気圧が本州付近に張り出したため、東・西日本を中心に晴れて暑い日が続きました。
平年と大きく異なる現象についてのコラム 「関東甲信地方の高温の例~2007年8月の例~」
関東甲信地方は、平年に比べて高温で降水量が少なく、日照時間が多くなりました。
真夏に高温となると熱中症をはじめとした人的被害や家畜への悪影響が発生することがあります。
2007年8月の気温、降水量、日照時間の平年差および平年比
2007年8月16日の実況
2007年8月16日は埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市で当時の日本の最高気温を更新する40.9℃を観測するなど記録的な高温となりました。関東甲信地方は、8月中旬の平均気温としては、2013年に次いで第2位の高温の記録となりました。
2007年8月16日の天気図
2007年8月16日の最高気温分布図(℃)