千葉県における気温・降水量の経年変化

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 千葉県における大雨発生頻度の目安として、アメダス(注1)観測所における1時間降水量30mm・50mm以上、日降水量100mm以上の雨を観測した年間発生回(日)数の経年変化について、気象庁としての見解を統計的有意性とともに掲載します。

 また、全国アメダス観測所のデータで見ると、大雨の年間発生回数は有意に増加しており、強い雨ほど増加率が大きくなっています。1時間降水量80mm以上、3時間降水量150mm以上、日降水量300mm以上などの強い雨は、1980年頃と比較して2倍程度に増加しています。

 なお、本資料で見られる降水量の変化には地球温暖化の影響の可能性はありますが、アメダスの観測期間は50年程度と比較的短いことから、地球温暖化との関連性を確実に評価するためには、今後さらなるデータの蓄積が必要です。

【更新日:2026年4月23日】

千葉県内のアメダス観測所における1時間降水量30mm以上の年間発生回数

 千葉県の1時間降水量30mm以上の年間発生回数は増加しているとみられます(統計期間1979~2025年で10年あたり0.17回の増加、信頼水準90%で統計的に有意)。最近10年間(2016~2025年)の平均年間発生回数(約1.76回)は、統計期間の最初の10年間(1979~1988年)の平均年間発生回数(約0.92回)と比べて約1.9倍に増加しています。

千葉県内のアメダス観測所における1時間降水量50mm以上の年間発生回数

 千葉県の1時間降水量50mm以上の年間発生回数に、統計的に有意な変化傾向は確認できません。なお、最近10年間(2016~2025年)の平均年間発生回数(約0.25回)は、統計期間の最初の10年間(1979~1988年)の平均年間発生回数(約0.08回)と比べて約3.1倍に増加しています。

千葉県内のアメダス観測所における日降水量100mm以上の年間日数

 千葉県の日降水量100mm以上の年間日数に、統計的に有意な変化傾向は確認できません。なお、最近10年間(2016~2025年)の平均年間日数(約1.38日)は、統計期間の最初の10年間(1979~1988年)の平均年間日数(約0.75日)と比べて約1.8倍に増加しています。

資料の説明

棒線(緑):各年の年間発生回(日)数

直線(赤):長期変化傾向(この期間の平均的な変化傾向)、1時間30㎜以上の年間発生回数は、信頼水準90%以上で統計的に有意

 

(注1)「Automated Meteorological Data Acquisition System」の略で、気象庁の「地域気象観測システム」のこと。詳しくは「地域気象観測システム(アメダス)」でご覧いただけます。

全国のアメダス観測所における大雨発生回数

全国のアメダス観測所における1時間降水量50,80,100mm以上、3時間降水量100,150,200mm以上、日降水量200,300,400mm以上の年間発生回(日)数を「大雨や猛暑日など(極端現象)のこれまでの変化」に掲載しています。