青森地方気象台長からのメッセージ


青森地方気象台長の近影   青森地方気象台のホームページを閲覧いただき、ありがとうございます。
  4月に着任しました青森地方気象台長の橋本竜(はしもと しげみ)です。

  気象庁入庁後は気象予報業務に長く携わってまいりました。地方気象台での勤務は11年ぶり、青森県での勤務は
 初めてになりますが、どうぞよろしくお願いいたします。
  青森県は、東北地方では最も北に位置しており、比較的大雨災害が少ない地域と言われてきましたが、
 令和4年には線状降水帯による大雨で津軽地方を中心に大きな被害が発生し、昨年8月にも津軽半島付近で
 線状降水帯が発生するなど、大雨による災害がいつ発生してもおかしくない状況に変わってきております。
 また、今年の1月は記録的な大雪となり、りんごなど農業関係のほか、交通や物流など様々な産業に
 多大な被害をもたらしました。
 2年続けて大雪となったこともあり、雪には慣れている青森の方々にとっても大変であったと聞いております。
 このような極端な大雨や大雪は、近年の地球温暖化の影響で今後も増加することが懸念されるところです。
  このような状況を背景に、今年度は気象に関する警報や注意報の体系を整理し、これまでより分かりやすくするための
 見直しを進めており、5月下旬から新しい防災気象情報の運用を開始いたします。
 今回の改善は、大雨に起因する土砂災害や河川氾濫などの災害ごとに警戒レベルとの対応を明確化し、市町村が発令する避難情報との対応や、
 地域住民の皆様に取っていただきたい行動との関係を、より分かりやすくするものです。
  青森地方気象台では、今後も適時適切な防災気象情報の提供に努めるとともに、この新しい防災気象情報の
 効果的な運用につながるように、自治体など関係機関と連携し、日頃から防災意識を高め、
 地域防災力を向上させるための取り組みにも力を入れてまいります。
  また、昨年12月の青森県東方沖を震源とした地震では、八戸市などで建物等への被害があったほか、
 北海道・三陸沖後発地震注意情報を、この情報の運用開始以来初めて発表することになりました。
 このような地震や津波、火山に関する情報についても、適切な情報発信および周知等に取り組んでまいります。
  これからも青森地方気象台の取り組みに、ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。
 

令和8年4月
青森地方気象台長 橋本 竜