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口永良部島[くちのえらぶじま] Kuchinoerabujima【常時観測火山】


北緯30°26′36″ 東経130°13′02″ 標高657m (古岳)(標高点)
口永良部島地図
口永良部島写真

口永良部島全景 東側から 1996年7月23日 気象庁撮影



概要

 長径(西北西~東南東)12km、最大幅5kmのひょうたん形の島。 古い火山体である西部の番屋ヶ峰と現在まで活動を続けている島の中央部から東部を構成する新岳・古岳・野池山などの火山体からなる。 最近の10,000年間の噴火は古岳・新岳・鉢窪火山で発生している。
 古岳南西~南東山麓には複数の安山岩質溶岩流が確認でき、7,300年前より新しいと考えられる。 この溶岩流を覆う火砕流堆積物は、古岳山頂火口を囲む火砕丘に連続しており、小林・他(2002)では、この堆積物中の木炭から約200年前の放射年代測定値を得ている。 このことから、古岳火口では数百年前まで火砕流を伴う噴火が発生していたと考えられる。
 新岳は古岳の北西に開いた崩壊地形内に成長し、新岳山頂部を構成する火砕丘は火山角礫層からなり、火山弾や冷却節理を持つ岩塊を多く含む。 また、複数火山灰層を確認できることから、古岳あるいは新岳で過去1,000年以内に複数回の爆発的なマグマ噴火があったと考えられる。安山岩のSiO2量は54.5~60.5 wt.% である。



噴火活動史

 各火山について、地質学的な研究によってわかっている過去1万年の火山活動史を記載した。また、過去1万年間の噴火活動と有史以降の火山活動とに分けて記載した。


「概要」、「過去1万年間の噴火活動」、「有史以降の火山活動」については日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)及び最近の観測成果による。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。 また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。 詳しくはこちらを参照のこと。



火山観測

 気象庁では、地震計、傾斜計、空振計、GNSS、光波距離計、遠望カメラをを設置し、関係機関協力の下、口永良部島の火山活動の監視・観測を行っています。



噴火警報・予報、火山の状況に関する解説情報




火山活動解説資料



火山防災連絡事務所、火山防災協議会など



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