地震防災対策強化地域判定会会長会見(定例)
報道発表日
平成13年7月30日
本文
第188回地震防災対策強化地域判定会委員打合せ会記者レクコメント
東海地域とその周辺の地震・地殻活動について
東海地域においては、4月3日の静岡県中部の地震(M5.1)や関連した地震活動の発生など、スラブ内において地震活動は最近やや多い状態が続いています。
駿河湾及びその西岸域の地殻内の地震活動については、活動の低い状態が継続していましたが、最近は回復する傾向が認められます。なお、7月25日から大井川下流付近で地震(最大M3.1)が発生し、ごく小規模な活動が継続しています。
また、東海地域及び周辺の地殻変動には、国土地理院の観測によれば長期的には若干の変化が認められますが、直ちに東海地震に結びつくような変化は観測されていません。
問い合わせ先
地震火山部 地震予知情報課
電話:03-3212-8341 (内線)4576
関連資料
- 1.フィリピン海プレート内部の地震活動の評価[PDF形式:64KB]
- 2.地殻内の地震活動の評価[PDF形式:200KB]
- 3.地殻変動の評価[PDF形式:114KB]
- 4.東海・南関東地域の地震活動(2001年6月)[PDF形式:198KB]
- 5.東海・南関東地域の地震活動(2001年7月)[PDF形式:159KB]
[地震防災対策強化地域判定会委員打合せ会では、気象庁のほか国土地理院、独立行政法人防災科学技術研究所、独立行政法人産業技術総合研究所の資料を用いて議論が行われています。また、気象庁の地震活動資料には、防災科学技術研究所や大学等関係機関のデータも使われています。]