発生確認時の気象条件等

状況の解説

竜巻は、前線、寒気や暖気の移流等による大気の状態が不安定な場合に発生することが多く、全体の約60%を占めています。次いで、低気圧や台風・熱帯低気圧が要因として続きます。
また、ダウンバーストやガストフロントは、雷雨、寒気や暖気の移流等による大気の状態が不安定な場合に多くなる傾向です。

※ ダウンバースト/ガストフロント


統計方法の解説

突風事例一覧」に収録している突風事例のうち、竜巻は現象区別が「竜巻」および「竜巻またはダウンバースト」である事例の気象条件ごとの発生確認数を集計しました。
ダウンバースト/ガストフロントに関しては、現象区別が「ダウンバースト」「ガストフロント」および「ダウンバーストまたはガストフロント」を集計しています。
ただし、水上で発生しその後上陸しなかった事例は除いています。
また、一つの突風に対して複数の要素が該当する場合があるため、合計すると収録している突風事例の総数を超えます。
なお、1990年以前は突風事例を確認できる資料が少ないなどの理由により、発生確認数を単純に比較することはできませんので、1991年以降のデータのみを用いています。

このページのトップへ