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日本近海の海面水温(月概況)

平成29年6月20日発表 (次回発表予定  7月20日)
気象庁地球環境・海洋部

診断 (2017年5月)

  • 日本海では、海面水温が平年より高くなっていました(図中A)。
  • 本州東方では、海面水温が平年より高い海域がみられました(図中B)。
  • 伊豆諸島近海から房総沖、種子島近海では、海面水温が平年よりかなり低くなっていました(図中C)。
  • 東海沖、四国沖では、海面水温が平年より高くなっていました(図中D)。
  • 東シナ海、沖縄の南、日本の南の北緯30度以南、父島近海、南鳥島近海では、海面水温がおおむね平年より高くなっていました(図中E)。

日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2017年5月)
日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2017年5月)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

日本近海の海面水温

日本海では、4月に引き続き、海面水温が平年より高くなっていました(図中A)。特に日本海中部・南部では、平年より日射量が多かったため、海面水温が平年よりかなり高い海域が拡大しました。

本州東方では、海面水温が平年より高い海域がみられました(図中B)。この海域では、4月下旬には海面水温が平年より低くなっていましたが、平年より風が弱く、日射量が多かったため、5月下旬には海面水温が平年よりおおむね高くなっていました。

伊豆諸島近海から房総沖、種子島近海では、下層の冷水の影響で、海面水温が平年よりかなり低くなっていました(図中C)。これらの海域では、5月中旬と下旬に平年より風が弱く、日射量が多かったため、海面水温が平年よりかなり低い海域が縮小しました。

東海沖、四国沖では、海面水温が平年より高くなっていました(図中D)。これらの海域では、5月中旬と下旬に平年より風が弱く、日射量が多かったため、海面水温が平年より高い海域が拡大しました。

東シナ海、沖縄の南、日本の南の北緯30度以南、父島近海、南鳥島近海では、海面水温がおおむね平年より高くなっていました(図中E)。東シナ海北部、父島近海、南鳥島近海では、海面水温が平年よりかなり高い海域もみられました。


海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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