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日本近海の海面水温(月概況)

平成30年4月20日発表 (次回発表予定  5月21日)
気象庁地球環境・海洋部

診断 (2018年3月)

  • 日本海では、海面水温が平年より低くなっており、平年よりかなり低い海域もみられました(図中A)。
  • 釧路沖、三陸沖、常磐沖では、海面水温が平年より高くなっており、平年よりかなり高い海域もみられました(図中B)。
  • 東海沖では、海面水温が平年よりかなり低い海域がみられました(図中C)。
  • 伊豆諸島近海、四国沖から種子島近海では、海面水温が平年より高くなっており、平年よりかなり高い海域もみられました(図中D)。
  • 奄美群島近海から先島諸島近海、沖縄の東では、海面水温が平年より高くなっており、平年よりかなり高い海域もみられました(図中E)。
  • 父島近海、南鳥島近海では、海面水温が平年よりかなり高い海域がみられました(図中F)。

日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2018年3月)
日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2018年3月)

海面水温の平年値(1981〜2010年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

日本近海の海面水温

日本海では、2月下旬に引き続き、海面水温が平年より低くなっており、平年よりかなり低い海域もみられました(図中A)。

釧路沖、三陸沖、常磐沖では、下層の暖水の影響で、海面水温が平年より高くなっており、平年よりかなり高い海域もみられました(図中B)。三陸沖、常磐沖では、中旬、下旬に平年より風が弱かった影響などもあり、海面水温が平年より高い海域が拡大しました。

東海沖では、黒潮の大蛇行の影響で、海面水温が平年よりかなり低い海域がみられました(図中C)。

伊豆諸島近海、四国沖から種子島近海では、海面水温が平年より高くなっており、平年よりかなり高い海域もみられました(図中D)。これらの海域では、中旬、下旬に平年より日射量が多く、風が弱かったため、海面水温が平年よりかなり高い海域が拡大しました。

奄美群島近海から先島諸島近海、沖縄の東では、海面水温が平年より高くなっており、平年よりかなり高い海域もみられました(図中E)。これらの海域では、上旬、中旬に暖かく湿った空気に覆われたことや平年より日射量が多かった影響などにより、海面水温が平年よりかなり高い海域が拡大しました。

父島近海、南鳥島近海では、海面水温が平年よりかなり高い海域がみられました(図中F)。


海面水温の診断にあたって

  • 1981〜2010年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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