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日本近海の海面水温(月概況)

令和8年3月23日 気象庁発表
(次回発表予定  4月20日)

診断 (2026年2月)

  • 日本海、北海道南東方、本州東方では、広い範囲で海面水温が平年より高く、平年よりかなり高い海域もみられました(図中A)。
  • 東シナ海北部では、広い範囲で海面水温が平年よりかなり高くなっていました(図中B)。
  • 四国・東海沖、沖縄の東では、広い範囲で海面水温が平年より高くなっていましたが、東海沖では、平年よりかなり低い海域もみられました(図中C)。
  • 関東南東方、東シナ海南部、沖縄の南では、広い範囲で海面水温が平年より高く、平年よりかなり高い海域もみられました(図中D)。
  • 父島近海では、海面水温が平年より低い海域がみられました(図中E)。
  • 南鳥島近海では、広い範囲で海面水温が平年より高く、平年よりかなり高い海域もみられました(図中F)。

日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2026年2月)
日本近海の月平均海面水温平年差分布図(2026年2月)

海面水温の平年値(1991〜2020年の30年間の平均値)からの差を示しています。 平年差は、図の右にある0.5℃ごとのスケールと同じ色で色分けされています。 内湾域等は、薄い灰色で示しています。また、海氷のために海面水温のデータがない海域は、灰色の網掛けで示しています。

この図の海面水温平年差は速報値です。日本近海のデータの図は、診断の発表後も、後から入手した観測値によって更新されることがあります。

解説

日本近海の海面水温

日本海、北海道南東方、本州東方では、広い範囲で海面水温が平年より高く、平年よりかなり高い海域もみられました(図中A)。北海道南東方、本州東方で海面水温が平年よりかなり高い海域がみられたことには、下層の暖水の影響もあると考えられます。

東シナ海北部では、広い範囲で海面水温が平年よりかなり高くなっていました(図中B)。この海域では、中旬と下旬に暖かく湿った空気の影響に加え、中旬に平年より日射量が多かった影響や平年より風が弱かった影響もあり、下旬に海面水温が平年よりかなり高い海域が拡大しました。

四国・東海沖、沖縄の東では、広い範囲で海面水温が平年より高くなっていましたが、東海沖では、下層の冷水の影響で、平年よりかなり低い海域もみられました(図中C)。これらの海域では、1月下旬に広い範囲で海面水温が平年より高くなっていましたが、2月上旬に寒気の影響や平年より日射量が少なかった影響で、海面水温が平年より高い海域が縮小しました。その後、中旬と下旬に暖かく湿った空気の影響に加え、平年より風が弱かった影響や、沖縄の東で平年より日射量が多かった影響もあり、海面水温が平年より高い海域が拡大しました。

関東南東方、東シナ海南部、沖縄の南では、広い範囲で海面水温が平年より高く、平年よりかなり高い海域もみられました(図中D)。これらの海域では、中旬と下旬に平年より風が弱かった影響や暖かく湿った空気の影響に加え、平年より日射量が多かった影響もあり、海面水温が平年よりかなり高い海域が拡大し、平年より低い海域がほぼみられなくなりました。

父島近海では、海面水温が平年より低い海域がみられました(図中E)。

南鳥島近海では、広い範囲で海面水温が平年より高く、平年よりかなり高い海域もみられました(図中F)。この海域では、下旬に平年より風が強かった影響に加え、寒気の影響もあり、海面水温が平年よりかなり高い海域が縮小しました。


海面水温の診断にあたって

  • 1991〜2020年の30年間に出現した海面水温の上位1/3以上を「平年より高い」、下位1/3以下を「平年より低い」とし、それらを除いた中央1/3の範囲を「平年並」としています。また、上位(下位)1/10以上(以下)を「平年よりかなり高い(低い)」としています。

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