世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1307)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温日本〜中央アジア〜中東東部
  • 日本〜中国東部では、南から暖気が入った。
  • 中央アジア〜中東東部では、暖かい空気に覆われた。
  • 鳥取県の鳥取では、20日の日平均気温が26.1℃(平年値:18.6℃)で、日最高気温が31.8℃(平年値:24.4℃)だった。
  • ウズベキスタンのタシケントでは、16日の日平均気温が約31℃(平年値:約22℃)で、日最高気温が39℃を超えた。
  • イラン西部のイスファハーンでは、20日の日平均気温が約32℃(平年値:約24℃)で、19日、20日の日最高気温が38℃を超えた。
2多雨インド南部
  • インド南西部のプネーでは、20日の日降水量が40mmを超えた(5月の月降水量平年値:19.5mm)。
3少雨ヨーロッパ北部〜中部
  • 引き続き異常少雨となった。
  • ノルウェーのオスロでは、20日までの30日間降水量がほとんどなかった(5月の月降水量平年値:60.1mm)。
  • フランス北東部のストラスブールでは、20日までの30日間降水量が20mm未満だった(5月の月降水量平年値:77.1mm)。
4多雨イタリア南部〜アルジェリア北部
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • アルジェリアのアルジェでは、14日〜15日の2日間降水量が40mmを超えた(5月の月降水量平年値:38.8mm)。
5大雨タンザニア
  • タンザニアでは、大雨により20人以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
6多雨米国中西部
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 米国のノースダコタ州ビズマークでは、15日〜20日の6日間降水量が110mmを超えた(5月の月降水量平年値:63.4mm)。
7悪天候米国南部
  • 米国南部では、悪天候により20名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、連邦緊急事態管理庁)。
8多雨アルゼンチン北東部及びその周辺
  • 前線の影響を受けた。
  • アルゼンチンのブエノスアイレスでは、16日〜17日の2日間降水量が170mmを超えた(5月の月降水量平年値:101.5mm)。
9多雨オーストラリア東部
  • 低気圧や気圧の谷の影響を受けた。
  • オーストラリア東部のタリーでは、19日〜20日の2日間降水量が410mmを超えた(5月の月降水量平年値:55.3mm)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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