世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1318)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1高温北日本周辺〜中国中部〜インドシナ半島
  • 北日本周辺〜中国中部では、暖かい空気に覆われた。
  • 北日本周辺〜中国中部では、先週に引き続き異常高温となった。
  • 兵庫県の柏原では、30日の日平均気温が30.7℃(平年値:27.3℃)で、日最高気温が41.2℃(平年値:32.8℃)だった(日本国内の観測史上最高を更新)。
  • 群馬県の伊勢崎では、5日の日平均気温が34.2℃(平年値:28.1℃)で、日最高気温が41.8℃(平年値:33.6℃)だった(日本国内の観測史上最高を再更新)。
  • 秋田県の秋田では、2日の日平均気温が30.7℃(平年値:25.6℃)で、31日、1日の日最高気温が37.0℃(平年値:29.4℃、29.5℃)だった。
  • 中国のチョンチン(重慶)市チョンチン(重慶)では、4日の日平均気温が約37℃(平年値:約30℃)で、3日、4日、5日の日最高気温が41℃を超えた。
  • タイのバンコクでは、5日の日平均気温が約32℃(平年値:約29℃)で、4日、5日の日最高気温が37℃を超えた。
2大雨ベトナム北部
  • ベトナム北部では、大雨により10名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
3大雨インド〜パキスタン
  • インド〜パキスタンでは、大雨により合計で90名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会、パキスタン政府)。
4少雨ロシア西部〜スカンジナビア半島〜ヨーロッパ西部
  • ロシア西部のペトロザボーツクでは、5日までの30日間降水量が40mm未満だった(7月、8月の月降水量平年値:79.5mm、90.4mm)。
  • フランス南東部のリヨンでは、5日までの30日間降水量が10mm未満だった(7月、8月の月降水量平年値:66.3mm、66.5mm)。
5多雨ドイツ及びその周辺
  • 低気圧や前線の影響を受けた。
  • 先週に引き続き異常多雨となった。
  • ドイツ南西部のマンハイムでは、1日の日降水量が50mmを超えた(8月の月降水量平年値:71.1mm)。
6熱波スーダン北部
  • スーダン北部では、熱波により20名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
7少雨メキシコ北部及びその周辺
  • メキシコ中部のドゥランゴでは、5日までの30日間降水量が10mm未満だった(7月、8月の月降水量平年値:109.2mm、113.9mm)。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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