この期間の主な異常気象・気象災害
| 異常気象の種類 | 地域 | 概況 |
| 1 | 少雨 | 東シベリア |
- 引き続き異常少雨となった。
- 東シベリア中部のオホーツクでは、4日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月、11月の月降水量平年値:66.2mm、26.3mm)。
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| 2 | 台風 | フィリピン中部 |
- フィリピン中部では、台風第25号により50名以上が死亡したと伝えられた(国家災害リスク軽減・管理評議会)。
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| 3 | 多雨 | インドシナ半島〜バングラデシュ、インド西部 |
- サイクロン「MONTHA」などの影響を受けた。
- ベトナム中部及びその周辺では、先週に引き続き異常多雨となった。
- タイのバンコクでは、1日〜3日の3日間降水量が140mmを超えた(11月の月降水量平年値:46.5mm)。
- バングラデシュのダッカでは、1日の日降水量が60mmを超えた(11月の月降水量平年値:14.2mm)。
- インド西部のアーメダバードでは、30日の日降水量が10mmに達した(11月の月降水量平年値:1.9mm)。
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| 4 | 少雨 | ヨーロッパ南西部及びその周辺 |
- 引き続き異常少雨となった。
- フランス南部のトゥールーズでは、4日までの30日間降水量が10mm未満だった(10月、11月の月降水量平年値:54.4mm、55.2mm)。
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| 5 | 少雨 | 西アフリカ中部 |
- ニジェールのニアメでは、4日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月、11月の月降水量平年値:18.2mm、0.0mm)。
| 6 | 大雨 | ケニア、ウガンダ |
- ケニア、ウガンダでは、大雨により合計で40名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
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| 7 | ハリケーン | ハイチ、ジャマイカ、ドミニカ共和国 |
- ハイチ、ジャマイカ、ドミニカ共和国では、ハリケーン「MELISSA」により合計で50名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
- ジャマイカのキングストン/ノーマンマレー国際空港では、29日の日降水量が180mmを超えた(11月の月降水量平年値:99.4mm)。
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| 8 | 大雨 | パプアニューギニア中部 |
- パプアニューギニア中部では、大雨により20名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
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「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。
概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。
概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点、異常多雨・少雨発生地点、異常天候地点リストをご覧ください。