世界の週ごとの異常気象

全球異常気象監視速報(No:1331)
描画要素:

この期間の主な異常気象・気象災害

異常気象現象分布図

異常気象の種類地域概況
1少雨東シベリア
  • 引き続き異常少雨となった。
  • 東シベリア中部のオホーツクでは、4日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月、11月の月降水量平年値:66.2mm、26.3mm)。
2台風フィリピン中部
  • フィリピン中部では、台風第25号により50名以上が死亡したと伝えられた(国家災害リスク軽減・管理評議会)。
3多雨インドシナ半島〜バングラデシュ、インド西部
  • サイクロン「MONTHA」などの影響を受けた。
  • ベトナム中部及びその周辺では、先週に引き続き異常多雨となった。
  • タイのバンコクでは、1日〜3日の3日間降水量が140mmを超えた(11月の月降水量平年値:46.5mm)。
  • バングラデシュのダッカでは、1日の日降水量が60mmを超えた(11月の月降水量平年値:14.2mm)。
  • インド西部のアーメダバードでは、30日の日降水量が10mmに達した(11月の月降水量平年値:1.9mm)。
4少雨ヨーロッパ南西部及びその周辺
  • 引き続き異常少雨となった。
  • フランス南部のトゥールーズでは、4日までの30日間降水量が10mm未満だった(10月、11月の月降水量平年値:54.4mm、55.2mm)。
5少雨西アフリカ中部
  • ニジェールのニアメでは、4日までの30日間降水量がほとんどなかった(10月、11月の月降水量平年値:18.2mm、0.0mm)。
6大雨ケニア、ウガンダ
  • ケニア、ウガンダでは、大雨により合計で40名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
7ハリケーンハイチ、ジャマイカ、ドミニカ共和国
  • ハイチ、ジャマイカ、ドミニカ共和国では、ハリケーン「MELISSA」により合計で50名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。
  • ジャマイカのキングストン/ノーマンマレー国際空港では、29日の日降水量が180mmを超えた(11月の月降水量平年値:99.4mm)。
8大雨パプアニューギニア中部
  • パプアニューギニア中部では、大雨により20名以上が死亡したと伝えられた(欧州委員会)。

「異常気象発生地域・地点」は世界各国からの気象通報に基づいて判定しています。そのため、データが存在しないか未入電の場合は表示されません。

 概況文では、世界で発生した主な異常気象(広い範囲での高温・低温、社会的に影響が大きい多雨・少雨など)や気象災害について記述しています。 概況文にない地点の異常気象については、異常高温・低温発生地点異常多雨・少雨発生地点異常天候地点リストをご覧ください。

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