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日本の月の天候 ------------------ 対象期間:

2018年(平成30年)4月の特徴

○気温は東・西日本でかなり高く、北日本で高かった

日本付近は寒気が南下しにくく、南から暖かい空気が流れ込みやすかった。このため、北日本から西日本にかけて気温が高く、東・西日本ではかなり高かった。

○日照時間は西日本太平洋側と沖縄・奄美でかなり多かった

移動性高気圧に覆われやすかった東日本太平洋側と西日本および沖縄・奄美で日照時間が多く、特に西日本太平洋側と沖縄・奄美ではかなり多かった。

○降水量は東日本日本海側でかなり多かった

東日本日本海側では、低気圧や前線の通過時に湿った空気が流れ込みやすく、月降水量はかなり多かった。

概況

地域平均気温経過図

地域平均気温平年偏差の5日移動平均時系列図

日本付近は寒気が南下しにくく、南から暖かい空気が流れ込みやすかったため、北日本から西日本にかけては気温が高く、東・西日本はかなり高くなった。特に、21日と22日は、日本付近は南から高気圧に覆われて気温が上昇し、飯塚(福岡県)など46地点で4月の日最高気温の記録を更新した。また、日本付近は低気圧と高気圧が交互に通過して全国的に概ね数日の周期で天気が変化したが、東日本太平洋側から沖縄・奄美にかけては移動性高気圧に覆われやすかったため日照時間が多く、特に西日本太平洋側と沖縄・奄美ではかなり多くなった。

一方、14日から15日と24日から25日にかけて日本付近を低気圧が発達しながら通過したため、全国的に天気が崩れ大雨となった所もあった。東日本日本海側では、低気圧や前線の通過時に湿った空気が流れ込みやすく、月降水量はかなり多かった。

平均気温:東・西日本でかなり高く、北日本で高かった。沖縄・奄美は平年並だった。

降水量:東日本日本海側でかなり多かった。一方、北日本日本海側と沖縄・奄美では少なかった。北・東日本太平洋側と西日本では平年並だった。

日照時間:西日本太平洋側と沖縄・奄美でかなり多く、東日本太平洋側と西日本日本海側で多かった。北日本と東日本日本海側では平年並だった。

月TRS分布図 旬別RS経過図
月平均気温平年偏差、月降水量平年比、月間日照時間平年比の分布図 地域平均旬降水量平年比、旬間日照時間平年比の経過図

天候経過


    上旬

     北日本付近を低気圧や前線が短い周期で通過したため、北日本と東日本日本海側は曇りや雨または雪の日が多かった。東日本太平洋側と西日本および沖縄・奄美は、高気圧に覆われて晴れの日が多かったが、6日から7日にかけては低気圧や前線が日本付近を通過したため、全国的に雨が降った。また、2日から4日にかけては南高北低の気圧配置となって南からの暖かい空気が流れ込み、東・西日本を中心に気温がかなり高くなった。

     旬平均気温:東・西日本でかなり高く、北日本と沖縄・奄美で平年並だった。

     旬降水量:沖縄・奄美でかなり少なく、北日本太平洋側と東日本太平洋側、西日本で少なかった。一方、東日本日本海側では多く、北日本日本海側では平年並だった。

     旬間日照時間:北日本でかなり少なく、東日本日本海側で少なかった。一方、東日本太平洋側と西日本では多く、沖縄・奄美ではかなり多かった。


    中旬

     低気圧と高気圧が交互に日本付近を通過したため、北日本から西日本にかけては天気は数日の周期で変わった。14日から15日にかけては低気圧が発達しながら日本海から北日本へ進み、全国的に天気が崩れ、大雨や大荒れとなった所もあった。沖縄・奄美は、前線や湿った気流の影響で曇りや雨の日が多かったが、旬の終わりは高気圧に覆われて晴れた。

     旬平均気温:東・西日本で高く、北日本と沖縄・奄美は平年並だった。

     旬降水量:東日本と沖縄・奄美で多く、北・西日本で平年並だった。

     旬間日照時間:西日本で多く、北・東日本で平年並だった。一方、沖縄・奄美で少なかった。


    下旬

     北日本から西日本にかけては旬を通して南からの暖かい空気が流れ込みやすく、気温がかなり高くなった。特に21日と22日は、日本付近は南から高気圧に覆われて気温が上昇し、晴れて強い日射が加わり、飯塚(福岡県)など46地点で4月の日最高気温の記録を更新した。また、24日から25日にかけては低気圧が発達しながら日本付近を通過したため、全国的に雨が降り大雨となった所もあった。

     旬平均気温:北・東・西日本でかなり高く、沖縄・奄美で平年並だった。

     旬降水量:東・西日本で多く、北日本太平洋側で平年並だった。一方、北日本日本海側と沖縄・奄美では少なかった。

     旬間日照時間:北日本と東日本太平洋側、西日本と沖縄・奄美で多く、東日本日本海側では平年並だった。

極東循環場の特徴

      500hPa天気図:日本の北では高度が低い一方、日本付近は東西に高度が高かった。このため、偏西風は日本の北で強く、強い寒気は高緯度帯にとどまり、日本付近は暖かい空気に覆われやすかった。

      海面気圧と外向き長波放射量平年偏差:海面気圧は、朝鮮半島から日本の東にかけて高く、日本付近は高気圧に覆われやすかった。一方、日本の北では気圧が低く、北日本では低気圧の影響を受けやすい時期があった。外向き長波放射量平年偏差は、インドネシア付近では負偏差で対流活動が活発だった一方、華南から西日本、東日本の南にかけては帯状に正偏差で対流活動が不活発だった。

      850hPa気温:日本付近は東西に広がる正偏差域に入り、暖かい空気に覆われやすかった。

月平均500hPa高度・偏差分布図 月平均850hPa気温・偏差分布図
月平均500hPa高度・偏差分布図 月平均850hPa気温・偏差分布図
月平均海面更正気圧・偏差分布図 月平均外向き長波放射量(OLR)偏差分布図
月平均海面更正気圧・偏差分布図 月平均外向き長波放射量・偏差分布図

記録と台風

  • 月平均気温の高い記録
  • 大船渡* 仙台 石巻 福島 小名浜 宇都宮 前橋 熊谷 水戸 河口湖 秩父 館野 銚子 三島 東京 網代 横浜 館山 勝浦 大島 千葉(*はタイ記録)

  • 月降水量の少ない記録
  • 館山 南大東島*(*はタイ記録)

  • 月間日照時間の多い記録
  • 枕崎 屋久島

  • 台風の発生(速報値、日本時間)
  • なし

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