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南極の気象(2010年12月)


1.概 況

 上旬は前月からの悪天が続き、気温が低く、日照時間の少ない寒い日が続いた。 10日に発達した低気圧が接近しB級ブリザードとなったが、インド洋の高気圧が昭和基地付近まで張り出した中旬以降は、一転して日照時間に恵まれ、気温が上昇した。 月全体では気温は平年を下回ったものの、日照時間はほぼ平年並みとなった。

  ブリザード、カタバ風‥‥用語解説


2.旬別の天候経過

上旬:
大陸の寒気の影響を受けくもりや雪の日が多く、11月中旬並みの気温の日が続いた。 10日は発達した低気圧が接近したため、12月としては14年ぶりにB級ブリザード(ブリザードとしては2年ぶり)となった。
中旬:
12日からはインド洋の高気圧に覆われ、よく晴れて気温も上昇した。 17日から18日にかけては昭和基地の北を通過した低気圧から暖かい空気が流れ込んだ影響もあり、18日の日最低気温は0.1℃までしか下がらなかった。
下旬:
21日、26日、31日と周期的に低気圧が接近し、くもりや雪となったが、他の日は晴れの日が続いた。


3.気温、風向風速等の気候統計値

気温、風向風速等の気候統計値
平均気温-2.1℃平均湿度68%
最高気温5.9℃(17日)平均雲量5.9
最低気温-10.7℃(6日)日照時間431.8h(58%)
平均風速5.7m/s全天日射量30.1MJ/㎡
最多風向NE雪日数11日
最大風速30.6m/s(NE 10日)霧日数0日
最大瞬間風速36.5m/s(ENE 10日)平均気圧(海面)989.2hPa


4.日平均気温と日平均風速の推移および月平均気温の累年値

日平均気温と日平均風速の推移

日平均気温と日平均風速の推移

月平均気温の累年値

月平均気温の累年値



5.大気の流れ



南半球月平均500hPa高度および平年偏差

南半球月平均500hPa高度および平年偏差
等値線は500hPa高度を表し、間隔は60m。陰影域は平年偏差を表す。平年値は1979-2004年の期間の平均値。



6.南極昭和基地上空のオゾン層と紫外線の状況について



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