■ 大雨警報(浸水害)の危険度分布とは
大雨警報(浸水害)の危険度分布は、大雨警報(浸水害)を補足する情報です。
短時間強雨による浸水害発生の危険度の高まりの予測を示しており、大雨警報(浸水害)等が発表されたときに、どこで危険度が高まるかを面的に確認することができます。
1時間先までの表面雨量指数の予測値が大雨警報(浸水害)等の基準値に到達したかどうかで、危険度を5段階に判定し、色分け表示しています。
色が持つ意味 | 住民等の行動の例※1 | 想定される周囲の状況例 |
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極めて危険 警報基準の 一段上の基準に すでに到達 |
《表面雨量指数の実況値が過去の重大な浸水害発生時に匹敵する値にすでに到達。 すでに重大な浸水害が発生しているおそれが高い極めて危険な状況。 》 |
非常に危険 1時間先までに 警報基準の 一段上の基準に 到達すると予想 |
周囲の状況を確認し、各自の判断で、屋内の浸水が及ばない階に移動する。 | 道路が一面冠水し、側溝やマンホールの場所が分からなくなるおそれがある。 道路冠水等のために鉄道やバスなどの交通機関の運行に影響が出るおそれがある。 周囲より低い場所にある多くの家屋が床上まで水に浸かるおそれがある。 |
警戒※2 (警報級) 1時間先までに 警報基準に 到達すると予想 |
安全確保行動をとる準備をして早めの行動を心がける。 高齢者等は速やかに安全確保行動をとる。 | 側溝や下水が溢れ、道路がいつ冠水してもおかしくない。 周囲より低い場所にある家屋が床上まで水に浸かるおそれがある。 |
注意 (注意報級) 1時間先までに 注意報基準に 到達すると予想 |
今後の情報や周囲の状況、雨の降り方に注意。 ただし、道路のアンダーパスには各自の判断で近づかない。 住宅の地下室からは各自の判断で地上に移動する。 | 周囲より低い場所で側溝や下水が溢れ、道路が冠水するおそれがある。 住宅の地下室や道路のアンダーパスに水が流れ込むおそれがある。 周囲より低い場所にある家屋が床下まで水に浸かるおそれがある。 |
今後の 情報等に留意 |
今後の情報や周囲の状況、雨の降り方に留意。 | 普段と同じ状況。雨のときは、雨水が周囲より低い場所に集まる。 |
■ 「表面雨量指数」を用いた大雨警報(浸水害)の危険度分布