和歌山地方気象台ホームページをご利用いただきまして、ありがとうございます。
令和7年4月に着任しました相澤と申します。
1875年6月1日に東京気象台(現在の気象庁)において、我が国の気象業務としての気象・地震観測が始まり、2025年は気象業務150周年の記念すべき年であります。
和歌山地方気象台は、1879年7月に吹上寺境内を借り受けて設置された県営和歌山測候所を前身として、現在に至るまで145年の間同じ場所で観測を続けています。
このような歴史ある気象台で業務ができることを光栄に思います。
和歌山県は紀伊山地や紀伊水道などの自然に恵まれ、数多くの観光名所を有する魅力ある県です。
その一方で年間の降水量も多く、台風や梅雨前線による河川の氾濫や土砂災害等もこれまで度々発生してきました。
また、昨年度は初めて南海トラフ地震臨時情報を発表しました。政府の地震調査研究推進本部によると、今後30年以内にマグニチュード8から9の巨大地震が発生する確率は「80%程度」となっています。
このような自然災害から県民の皆様の命を守るための適時適切な防災気象情報の発表に気象台一同努めてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
令和7年4月1日
和歌山地方気象台長
相澤 竜哉