日光海山[にっこうかいざん] Nikko Seamount
北緯 23°04′42″ 東経 142°19′32″ 水深 -392m (山頂中央部) |
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概要
東京の南約1380km、硫黄島の南南東約210kmのマリアナ弧北端部に位置する海底火山である。基部の水深が3000~3300mであり、海底からの比高は約2900mの海山である。山頂部の水深459mの地点に、熱水噴出孔深海生物群集が棲息する(橋本・他, 1992)。海面における観測では、1979年7月に約500mの扇状に広がる薄い緑色の変色水が確認されている。構成岩石のSiO2量は45.9~61.7wt.%である。
噴火活動史
各火山について、地質学的な研究によってわかっている有史以降の火山活動を記載した。
- 日光海山 有史以降の火山活動
年代 現象 活動経過・被害状況等 1979(昭和54)年 (海水変色) 7月12日。約500mの扇状形の薄い緑色の変色水を視認。 噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考に、文献の追記を行った。
「概要」、「有史以降の火山活動」については日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)及び最近の観測成果による。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。詳しくはこちらを参照のこと。