火山名 雌阿寒岳 火山の状況に関する解説情報 第52号 令和8年11月4日10時10分 札幌管区気象台 **(見出し)** <噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続> 雌阿寒岳では、ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす 噴火の可能性は低くなりました。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 ポンマチネシリ火口付近では、2025年9月11日から火山性地震の増 加や火山性微動の発生、同火口方向上がりの傾斜変動、噴煙活動の活発化等 が認められていました。 その後、2026年5月以降、傾斜変動は火口方向下がりの変動に転じ、 また噴煙量にも減少がみられています。さらに、6月以降は地震活動にも低 下傾向がみられるようになり、10月以降は低調に経過しています。 なお、3月16日以降、噴火は発生していません。 これらのことから、ポンマチネシリ火口から約500mの範囲に影響を及 ぼす噴火の可能性は低くなったと判断し、本日(4日)10時00分に噴火 予報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から1(活火山である ことに留意)に引き下げました。 2.防災上の警戒事項等 活火山であることから、火口内に影響する程度の噴出現象が突発的に発生 する可能性がありますので、火口内や近傍では火山ガスや火山灰噴出に注意 してください。 噴火警報の解除に伴い、今回の一連の火山の状況に関する解説情報の発表 はこれで終了します。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。