火山名 北海道駒ヶ岳 火山の状況に関する解説情報 第16号
令和8年10月30日16時00分 札幌管区気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 北海道駒ヶ岳では、火山活動が高まっており、小噴火が発生する可能性が
あります。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 北海道駒ヶ岳では、25日に、山頂火口原方向が上がる傾斜変動を伴う継
続時間約2分の火山性微動が発生しました。火山性微動の発生後、火山性地
震が一時的に増加しましたが、その後は観測されていません。

 山頂に設置した監視カメラでは各火口の噴気等に特段の変化はありません
。

 9月26日頃から観測されている、山頂火口原方向が上がる傾斜変動は鈍
化していますが、山頂火口原浅部は膨張した状態を維持していると考えられ
ます。

 火山活動が高まっており、山頂火口原内で小噴火が発生する可能性があり
ます。

2.防災上の警戒事項等
 火口から概ね4kmの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛散する大きな
噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち
入らないでください。風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで
風に流されて降るおそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11月6日(金)16時頃に発表の
予定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。