火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第3号 令和8年6月22日16時00分 福岡管区気象台 **(見出し)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 阿蘇山では、火山活動が高まっていることから、中岳第一火口から概ね1 kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 阿蘇山では、昨日(21日)09時頃から火山性微動の振幅が増大し、中 岳西山腹地震計の南北動成分で1分間平均振幅が1.5マイクロメートル毎 秒を超える状態が3時間程度継続しました。 その後、振幅は次第に減少していますが、本日(22日)01時50分頃 に一時的に3.0マイクロメートル毎秒程度まで増大しました。 監視カメラによる観測で、振幅の増大後に、火口内にとどまる程度の土砂 噴出を確認しました。また、白色の噴煙が火口縁上600mまで上がりまし た。 地殻変動の状況に特段の変化はありません。 火山性微動の振幅の増大が認められ、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が やや多い状態となっており、火山活動に高まりが認められます。 中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性 があります。 2.防災上の警戒事項等 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。 次の火山の状況に関する解説情報は、26日(金)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。