火山名 阿蘇山 火山の状況に関する解説情報 第2号 令和8年6月21日16時10分 福岡管区気象台 **(見出し)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 阿蘇山では、火山性微動の振幅がやや大きくなっています。また、火山ガ ス(二酸化硫黄)の放出量がやや多い状態となっており、火山活動が高まっ ていることから、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2( 火口周辺規制)に引き上げました。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 阿蘇山では、火山性微動の振幅が本日(21日)09時頃から増大し、中 岳西山腹地震計の南北動成分の1分間平均振幅で1.5マイクロメートル毎 秒を超える状態が3時間程度継続しました。その後は、1.2マイクロメー トル毎秒程度で経過しています。 本日、気象庁機動調査班(JMA-MOT)が現地調査を実施しました。 現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が1日あたり1700トン と、前回(16日900トン)と比較して増加しました。 噴煙の状況や地殻変動の状況に特段の変化はありません。 火山性微動の振幅の増大が認められ、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が やや多い状態となっており、火山活動に高まりが認められます。 中岳第一火口から概ね1kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性 があります。 2.防災上の警戒事項等 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す る大きな噴石及び火砕流に警戒してください。 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお それがあるため注意してください。また、火山ガスに注意してください。 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。 次の火山の状況に関する解説情報は、22日(月)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。