火山名 十勝岳 火山の状況に関する解説情報 第7号 令和8年6月18日11時10分 札幌管区気象台 **(見出し)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 十勝岳では火山活動が高まっており、62ー2火口から概ね1.5kmの 範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 62ー2火口及び振子沢噴気孔群付近では、噴煙・噴気の高さの増大、火 山ガス(二酸化硫黄)放出量の増加、発光現象の多発、振子沢噴気孔群の高 温化など熱活動のさらなる高まりが認められており、16日から17日に実 施した現地調査でも熱活動が活発な状態を確認しました。 また、3月以降、GNSS連続観測で山体付近のやや深部の膨張を示唆す る基線の伸びが継続しています。 62ー2火口周辺の地震活動はやや活発化しており、62ー2火口付近の ごく浅い所を震源とする火山性地震の一時的な増加が時折観測されています 。 以上のことから、火山活動が高まっており、62ー2火口から概ね1.5 kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。 2.防災上の警戒事項等 62ー2火口から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて飛 散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体などの指示に従って危険 な地域には立ち入らないでください。 風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがある ため注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、26日(金)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。