火山名 十勝岳 火山の状況に関する解説情報 第6号
令和8年6月12日16時00分 札幌管区気象台

**(見出し)**
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
十勝岳では、火山ガス(二酸化硫黄)放出量の多い状態が継続しています。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 6月10日に実施した現地調査観測では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出
量は1日あたり1400トン(前回4月28日、1200トン)を観測しま
した。
 十勝岳では、火山ガス放出量の多い状態が継続しています。

 62ー2火口、振子沢噴気孔群及びその周辺では噴煙・噴気が多く、特に
62ー2火口付近はごく微弱な発光現象が時々みられるなど、活発な熱活動
が続いています。
 また、3月以降、山体を挟む一部のGNSS基線でわずかな伸びがみられ
、62ー2火口付近及びその周辺の地震活動のやや活発化、火山ガス放出量
の増加、振子沢噴気孔群の噴気域の拡大が認められています。
 火山活動はわずかに高まる傾向にあり、今後の推移には注意が必要です。

2.防災上の警戒事項等
 活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生
する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近などの
危険な地域には立ち入らないでください。

 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。