火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第3号
令和8年6月4日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続>
 口永良部島では火山性地震がやや増加しています。今後の火山活動に関す
る情報に留意してください。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 口永良部島では、5月29日から主に古岳付近の浅いところを震源とする
火山性地震がやや増加しており、本日(6月4日)15時までの前10日間
で67回発生しています。

 火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、1日あたり100トンを下回り、少
ない状態で経過しています。

 遠望観測及び地殻変動観測では、特段の変化は認められていません。

 5月28日から30日にかけて実施した現地調査では、新岳及び古岳の噴
煙の状況に特段の変化は認められませんでした。また、古岳の火口内と新岳
及び古岳周辺の地熱域においても特段の変化は認められませんでした。

 表面現象や地殻変動等に特段の変化は認められませんが、5月3日以降、
古岳付近を中心に火山性地震が増減を繰り返しながら、やや多い状態で推移
しています。今後の火山活動に関する情報に留意してください。

2.防災上の警戒事項等
 活火山であることから、新岳及び古岳の火口内では、火山灰等が噴出する
可能性があります。また、新岳西側割れ目等の地熱域では、高温の噴気や火
山ガス等に注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、8日(月)16時頃に発表の予定で
す。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。