火山名 雌阿寒岳 火山の状況に関する解説情報 第28号 令和8年5月22日16時00分 札幌管区気象台 **(見出し)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 雌阿寒岳では、火山活動の活発な状態が継続しています。今後もポンマチ ネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 ポンマチネシリ96ー1火口の噴煙活動は引き続き活発な状態で、18日 から22日までの高さは最大で200mを観測しています。 2025年9月から観測されている、ポンマチネシリ火口方向が緩やかに 上がる傾斜変動は、5月9日頃から火口方向が下がる変化に転じていますが 、火口付近浅部は引き続き膨張した状態と考えられます。 5月10日から増加していたポンマチネシリ火口付近の火山性地震は、1 4日以降、減少傾向に転じました。現在は増減を繰り返しながらやや活発な 状態で経過しています。 雌阿寒岳では、火山活動の活発な状態が継続しており、今後も噴火が発生 する可能性があります。 2.防災上の警戒事項等 ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて 飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体などの指示に従って危 険な地域には立ち入らないでください。 風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがある ため注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(金)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。