火山名 浅間山 火山の状況に関する解説情報 第37号
令和8年5月8日16時00分 気象庁

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 4日から8日15時までの浅間山の火山活動の状況についてお知らせしま
す。引き続き、山頂火口から概ね2kmの範囲では、大きな噴石や火砕流に
警戒してください。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 今期間、火山性地震の日回数(速報値)は、やや少ない状態で経過し、4
日17回、5日19回、6日23回、7日17回、8日15時までに18回
でした。また、7日に実施した火山ガス(二酸化硫黄)観測では、1日あた
りの放出量は80トン(前回4月28日90トン)でした。
 火山性地震は、2025年7月頃から減少が続いており、本年4月下旬か
ら前1ヶ月間平均の日地震回数が30回を下回っています。山体の西側での
膨張を示すと考えられる傾斜変動は、2024年5月以降停滞しています。
火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は、2025年6月頃から次第に減少し、
同年12月頃から2023年3月以前の水準に概ね戻っています。
 このように、噴火警戒レベル2の判定基準を上回る現象が観測されなくな
ってきています。

2.防災上の警戒事項等
 山頂火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大
きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な
地域には立ち入らないでください。
 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降る
おそれがあるため注意してください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、11日(月)16時頃に発表の予定
です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。