火山名 十勝岳 火山の状況に関する解説情報 第3号 令和8年5月1日11時00分 札幌管区気象台 **(見出し)** <噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続> 十勝岳では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が増加しています。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 4月28日に実施した現地調査では、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量は 1日あたり約1200トン(前回3月18日、約300トン)と多い状態で した。また、北海道大学が昨日(4月30日)実施した現地調査でも、同程 度の火山ガス(二酸化硫黄)放出量が観測されています。 1日あたり約1000トン程度の火山ガス(二酸化硫黄)の放出量を観測 したのは、2023年3月以来(1日あたり約900トン)です。 十勝岳では、62ー2火口、振子沢噴気孔群及びその周辺で噴煙・噴気が 多く、熱活動が活発な状態が続いています。また、時々62ー2火口付近の ごく浅いところを震源とする一時的な火山性地震の増加がみられています。 今後の火山活動の推移には注意が必要です。 2.防災上の警戒事項等 活火山であることから、火口内に影響する程度の突発的な噴出現象が発生 する可能性がありますので、地元自治体などの指示に従って火口付近などの 危険な地域には立ち入らないでください。 火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。