火山名 雌阿寒岳 火山の状況に関する解説情報 第11号 令和8年3月6日16時00分 札幌管区気象台 **(見出し)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 雌阿寒岳では、火山活動の活発な状態が継続しています。今後もポンマチ ネシリ火口から約500mの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性があります。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 3月6日14時37分頃に振幅が小さく継続時間の短い火山性微動が発生 し、ごくわずかな傾斜変動を観測しています。噴煙の状況は悪天候のため確 認できていません。 火山性微動の発生は3月1日以来です。 ポンマチネシリ96ー1火口の噴煙は、2月27日から3月6日までの高 さは最大で400mを観測しており、噴火が発生した2025年9月以降、 活発な噴煙活動が続いています。 ポンマチネシリ火口付近では、2025年9月12日から観測されている 火口方向が上がる傾斜変動が緩やかに続いており、火口付近浅部は引き続き 膨張した状態と考えられます。 ポンマチネシリ火口付近の火山性地震は、2025年12月以降、概ね少 ない状態の中で増減を繰り返しながら推移しています。 2.防災上の警戒事項等 ポンマチネシリ火口から約500mの範囲では、噴火に伴い弾道を描いて 飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体などの指示に従って危 険な地域には立ち入らないでください。 風下側では火山灰や小さな噴石が遠方まで風に流されて降るおそれがある ため注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、13日(金)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。