火山名 焼岳 火山の状況に関する解説情報 第21号 令和8年3月2日16時00分 気象庁 **(見出し)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 2月27日から3月2日15時までの焼岳の火山活動の状況についてお知 らせします。引き続き、想定火口域から概ね1kmの範囲では、大きな噴石 に警戒してください。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 今期間、火山性地震の日回数(速報値)は、2月27日0回、28日0回 、3月1日1回、2日15時までに2回でした。地震回数は少なくなってい ますが、過去には減少から増加に転じた事例もあり、今後も急に増加する可 能性があります。 2月24日に岐阜県の協力により実施した上空からの観測では、山頂付近 の噴気の状況等に特段の変化は認めらませんでした。 監視カメラによる観測でも、山頂付近の噴煙の状況等に特段の変化は認め られていません。 GNSS連続観測では、山頂付近で緩やかな膨張を示すと考えられる長期 的な変化が続いています。 焼岳では火山活動が高まっており、想定火口域から概ね1kmの範囲に影 響を及ぼす噴火が発生する可能性があります。 2.防災上の警戒事項等 想定火口域から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する 大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域に は立ち入らないでください。 噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降る おそれがあるため注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、6日(金)16時頃に発表の予定で す。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。