火山名 諏訪之瀬島 火山の状況に関する解説情報 第5号
令和8年1月30日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台

**(見出し)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>
 1月23日から30日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせしま
す。

**(本 文)**
1.火山活動の状況
 御岳(おたけ)火口では、噴火は観測されていません。白色の噴煙が最高
で火口縁上500mまで上がり、雲に入りました。
 期間を通して夜間に高感度の監視カメラで火映を観測しました。
 
 御岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震は少ない状態で経過し
ています。島の西側で発生している火山性地震についても少ない状態で経過
していますが、中長期的には、2024年10月頃から島の周辺において地
震活動が高まっています。
 火山性微動は断続的に発生しています。
 
 GNSS連続観測では、2024年10月以降、島の西側におけるマグマ
の蓄積量の増加を示唆する変動が認められていましたが、2025年11月
頃から停滞しています。
 
 諏訪之瀬島では長期にわたり噴火活動が継続しており、御岳火口周辺では
、噴火に伴い大きな噴石が弾道を描いて飛散する可能性があります。

2.防災上の警戒事項等
 御岳火口中心から概ね1.5kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛
散する大きな噴石に警戒してください。
 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお
それがあるため注意してください。
 地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。

 次の火山の状況に関する解説情報は、2月6日(金)16時頃に発表の予
定です。
 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。