火山名 鶴見岳・伽藍岳 火山の状況に関する解説情報(臨時) 第2号 令和6年2月14日11時00分 福岡管区気象台 **(見出し)** <噴火予報(噴火警戒レベル1、活火山であることに留意)が継続> 鶴見岳で、山体浅部を震源とする振幅の大きな火山性地震が発生しました 。今後、振幅の大きな火山性地震がさらに増加するなど、火山活動が高まっ た場合は、噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周 辺規制)に引き上げる可能性があります。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 鶴見岳では、昨日(13日)20時52分と21時02分に山体浅部を震 源とする振幅の大きな火山性地震が発生しました。その後、振幅の大きな火 山性地震は発生していません。 噴煙等の表面現象及び地殻変動には、特段の変化は認められていませんが 、振幅の大きな火山性地震が発生していますので、今後の火山情報等に注意 してください。 伽藍岳の火山活動には特段の変化はありません。 なお、本日(14日)気象庁機動観測班(JMA-MOT)が現地調査を 実施します。 2.防災上の警戒事項等 鶴見岳・伽藍岳の想定火口域内では、噴気、火山ガス等の噴出が見られま すので、注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、14日(水)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。