火山名 諏訪之瀬島 火山の状況に関する解説情報 第33号 令和元年8月9日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台 **(見出し)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 8月2日から8月9日15時までの諏訪之瀬島の活動状況をお知らせしま す。 **(本 文)** 1.火山活動の状況 御岳(おたけ)火口では、噴火活動が続いています。 同火口では、8月5日に空振を伴う噴火が4回発生し、6日にも噴火が発 生しました。弾道を描いて飛散する大きな噴石が御岳火口から最大で400 m程度まで達し、噴煙は最高で火口上1500mまで上がりました。 また、夜間には高感度の監視カメラで火映を観測しました。 火山性地震は8月4日から多い状態で経過しており、火山性微動も時々発 生しました。 2.防災上の警戒事項等 御岳火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大 きな噴石に警戒してください。 風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が遠方まで風に流されて降るお それがあるため注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、16日(金)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。