火山名 吾妻山 火山の状況に関する解説情報 第8号 平成26年12月26日16時00分 仙台管区気象台 **(本 文)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続> 1.火山活動の状況 火山活動はやや活発な状況で推移しています。 18日から22日にかけて火山性地震が増加し、22日は57回発生しま した(火山性微動が発生した12日は48回)。震源は大穴火口付近直下の ごく浅いところと推定され、これまでと変わりはありません。火山性地震は 24日以降、少ない状況となっていますが、今後も増減を繰り返しながら経 過するものと考えられます。 13日以降、火山性微動は観測されていません。 12月1日からの火山性地震と火山性微動の発生回数(速報値を含む)は 以下のとおりです。 火山性地震 火山性微動 12月1日から17日 218回 1回 18日 42回 0回 19日 33回 0回 20日 46回 0回 21日 51回 0回 22日 57回 0回 23日 17回 0回 24日 3回 0回 25日 4回 0回 26日(15時まで) 3回 0回 傾斜計では緩やかな西(火口方向)上がりの変動が引き続きみられていま す。 火口カメラ及び遠望カメラでは火口とその付近の噴気の状況に変化は認め られません。 吾妻山では火山活動の高まりがみられるため、今後の活動の推移に注意し て下さい。 2.防災上の警戒事項等 大穴火口から概ね500mの範囲では小規模な噴火に伴う弾道を描いて飛 散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な 地域には立ち入らないでください。また、大穴火口の風下側では降灰及び風 の影響を受ける小さな噴石、火山ガスに注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、29日(月)16時00分頃に発表 の予定です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。 <火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>