火山名 口永良部島 火山の状況に関する解説情報 第54号 平成26年12月12日16時00分 福岡管区気象台・鹿児島地方気象台 **(本 文)** <火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続> 1.火山活動の状況 (12月8日から12月12日15時) 口永良部島では、噴火は発生しませんでしたが、火山活動の高まった状態 が継続しています。 東大院理、京大防災研及び屋久島町が9日に観測した結果、二酸化硫黄の 放出量は1日あたり1700トン(前回12月7日1200トン)と増加し ています。 遠望観測では、白色の噴煙が火口縁上400mまで上がりました。 火山性地震が1回発生しました。火山性微動は観測されませんでした。 地殻変動観測では、特段の変化は認められません。 12月8日からの火山性地震、火山性微動の回数(速報値)は以下のとお りです。 火山性地震 火山性微動 12月 8日 0回 0回 12月 9日 0回 0回 12月10日 1回 0回 12月11日 0回 0回 12月12日(15時まで) 0回 0回 2.防災上の警戒事項等 火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな 噴石に警戒してください。 向江浜地区から新岳の南西にかけて、火口から海岸までの範囲では火砕流 に警戒してください。 風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがある ため注意してください。 降雨時には土石流の可能性があるため注意してください。 次の火山の状況に関する解説情報は、15日(月)16時頃に発表の予定 です。 なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。 <火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)が継続>