海南町 震災後50年南海道地震津波史碑
昭和南海地震
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海南町役場 浅川出張所前 平成8年12月建立 |
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海南町 浅川出張所 | 海南町 浅川出張所からの浅川港 |
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海南町 浅川出張所前にある標識 |
震災後50年南海道地震津波史碑
”お母ちゃん、行けんもん”助けを求めるあの声を思い出したら、今でも辛うて…
一九四六(昭和二十一)年十二月二十一日午前四時十九分
マグニチュード八・一の大地震が紀伊半島沖で発生、この地震による津波が浅川を襲い死者八五名、 負傷者八〇名、家屋の流出一八五戸、全半壊三三〇戸、さらに道路、船舶などにも壊滅的な被害を受けました。 典型的なⅤ字形の浅川湾は、津波の波高が増大しやすく、過去幾度となく被害を蒙ってきました。
「人の命は地球よりも重い」南海道震災の痛恨の体験から、先輩たちの海への愛、自然との戦いの辛苦を胸に刻み、 防災を磐石なものとするため、町民の方々と共に努力し、魅力ある港づくりを目指していきます。
南海道震災から五〇年、当時を回想して犠牲者のご冥福を祈念し、この災害の歴史と先人の教訓が永く語り継がれることを念願するものです。
平成八年十二月二十一日
海南町長 五軒家憲次