海南町 天神社前 南海大地震記念碑
昭和南海地震
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南海大地震記念碑 昭和31年12月建立 |
記念碑全景 | 天神社前 昭和南海地震津波最高潮位石標 |
碑文
南海大地震記念碑
昭和廾一年十二月廾一日午前四時十九分の満潮時東経一三五度六分北緯三三度潮岬南々西約五〇粁の海底を震源とする大地震あり 大地鳴動数分に及べり震後一〇分余りにして津波襲来一波の極点四時四〇分波高九尺第二波五時十二尺第三波五時二十分十一尺を記録する 死者八五人傷者八○人住家流失一八五戸全壊一六一戸半壊一六九戸 特に東町新屋敷太田方面は殆と流失全滅の状態となる 其他舩舶漁具家財及農作物の流失被害は計り知れす 当時復旧を思ふ者なし 時終戦後の物資不足の折多面に援助受く茲に銘を記し記念とす
昭和三十一年十二月