火山名  阿蘇山  火山の状況に関する解説情報  第25号
平成27年3月30日16時00分  福岡管区気象台

**(本  文)**
<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>

1.火山活動の状況
(3月27日から30日15時)
 阿蘇山では、噴火活動が続いています。

 遠望観測では、噴煙が最高で火口縁上1200mまで上がりました。

 27日に実施した現地調査では、141火孔からの鳴動を確認しました。

 中岳第一火口では、27日から30日にかけて夜間に高感度カメラで火映
を観測しました。

 火山性微動の振幅は、概ね大きな状態が継続し、噴火に伴う空振を時々確
認しました。

 GNSS連続観測では、深部にマグマだまりがあると考えられている草千
里を挟む基線で、わずかな伸びの傾向が認められます。

2.防災上の警戒事項等
 中岳第一火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散す
る大きな噴石に警戒してください。火口周辺では強風時に小さな噴石が1k
mを超えて降るため、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石にも注意して
ください。

  次の火山の状況に関する解説情報は、4月3日(金)16時頃に発表の予
定です。
  なお、火山活動の状況に変化があった場合には、随時お知らせします。

<火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)が継続>