ベヨネース列岩 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
▲1869(明治2)年 噴火 海底噴火。
▲1870(明治3)年 マグマ水蒸気噴火?、あるいはマグマ噴火? 小島噴火:詳細不明。噴火場所は明神礁。
▲1871(明治4)年 噴火 海底噴火。噴火場所は明神礁。
▲1896(明治29)年 マグマ水蒸気噴火?、あるいはマグマ噴火? 噴火場所は明神礁。
小島岩が噴出し烈しく波浪する。
▲1906(明治39)年 マグマ水蒸気噴火、あるいはマグマ噴火 噴煙:4月14日。軽石浮流。噴火場所は明神礁。
▲1915(大正4)年 マグマ水蒸気噴火、あるいはマグマ噴火 海底噴火:岩石噴出、噴煙。噴火場所は明神礁。 4月14日海底噴火。7月1日噴煙、海水噴き上げ。
同上 噴火 6月19日。噴火場所は明神礁及び高根礁。
1934(昭和9)年 (海水変色) 5月20日。海水黄変、硫黄臭。海面変色域は明神礁。
1945(昭和20)年 火山ガス 10~11月。乳白色で乳白色に海水変色、硫黄臭。
▲1946(昭和21)年 マグマ水蒸気噴火、マグマ噴火 噴火場所は明神礁。
新島出没:1月新島発見。2月長さ200m、幅150m。4月4個の新島(高さ約36m)。10月高さ100m のもの1個。12月海面下に沈下。
▲1952~53(昭和27~28)年 マグマ水蒸気噴火、マグマ噴火、(海水変色) 降下火砕物、火砕サージ、溶岩ドーム、火砕物重力流、(海上浮遊軽石)。噴火場所は明神礁。大爆発を伴う新島出現。9月17日海底噴火(噴火した浅瀬を明神礁と命名)。新島は径百数十m、高さ数10m。中・下旬に大爆発。9月23日新島沈没。9月24日調査中の水路部所属第5海洋丸遭難、31名殉職。10月11日頃再び新島出現(翌年3月11日頃消滅)。4月5日頃みたび新島出現(9月3日頃海面下に沈下)。
▲1954(昭和29)年 噴火 11月4日。噴火場所は明神礁。
▲1955(昭和30)年 噴火 6月25日。噴火場所は明神礁。
1957(昭和32)年 火山活動? 5月2日。場所はベヨネース列岩付近。海面に深海魚の死体浮遊。海底火山活動によるものと推定。
▲1960(昭和35)年 マグマ水蒸気噴火、(海水変色) 7月21日。噴火場所は明神礁。
噴煙2,000~3,000m、軽石浮遊。
▲1970(昭和45)年 マグマ水蒸気噴火、(海水変色) 1~6月。噴火場所は明神礁。噴煙、軽石浮遊。
1971(昭和46)年 (海水変色) 3月18日、8月21日。海面変色域は明神礁(3月18日)、明神礁の北東約7海里地点(8月21日)。
1979(昭和54)年 (海水変色) 7月13日。海面変色域は明神礁。
1980(昭和55)年 (海水変色) 11月15、18、19、26日、12月23日。海面変色域は明神礁。
1982(昭和57)年 (海水変色) 8月10日。海面変色域は明神礁。
1983(昭和58)年 (海水変色) 5月12日。海面変色域は明神礁。
1986(昭和61)年 (海水変色) 10月24、25日。海面変色域は明神礁。
1987(昭和62)年 (海水変色) 10月21日、12月9日。海面変色域は明神礁。
1988(昭和63)年 (海水変色) 3月18、19日。海面変色域は明神礁。
2017(平成29)年 (海水変色) 3月24、25日。海面変色域は明神礁。その後も11月まで変色水や気泡を時々観測。

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)および海域火山データベース(海上保安庁海洋情報部、2006)を参考に、文献の追記を行った。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載しています。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付しています。詳しくは有史以降の火山活動についてを参照してください。



このページのトップへ