乗鞍岳 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
▲約500年前 水蒸気噴火 火口は剣ヶ峰付近。(史料はなく、地質調査による。)
1990(平成2)年 地震 南南西約10㎞で地震群発。1月24日、M4.2。
1991(平成3)年 地震 前年以来の地震続く。1月23日、M4.3。1992年末にかけて減少しつつ続いた。
1995(平成7)年 地震 8月。南西約2kmで地震多発。
2011(平成23)年 地震 東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)以降、北麓2~8km付近で地震活動が活発化。3月13日20:23 M3.1(震度2)。

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)、乗鞍岳火山防災避難計画(乗鞍岳火山防災協議会)及び最近の観測成果による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考に、文献の追記を行った。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。詳しくは有史以降の火山活動についてを参照のこと。



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