日光白根山 有史以降の火山活動

有史以降の火山活動(▲は噴火年を示す)

年代 現象 活動経過・被害状況等
▲1649(慶安2)年 中規模:水蒸気噴火 火砕物降下。噴火場所は白根山頂火口。 山頂噴火、降灰多量、新火口(直径約200m、深さ約10m)生成。頂上の神社全壊。(VEI2)
▲1872(明治5)年 水蒸気噴火? 5月14日。噴火場所は南西斜面中腹。 南西斜面の中腹に直径2百数十mの火口生成、噴煙。
▲1873(明治6)年 水蒸気噴火? 3月12日。火砕物降下。噴火場所の詳細は不明。 噴煙、降灰砂。利根川の魚被害。
▲1889(明治22)年 水蒸気噴火? 12月4日。火砕物降下。噴火場所は白根山西斜面。 爆発地点は小川村に面した旧火口。鳴動、降灰、片品川濁る。
 1952(昭和27)年 噴煙、鳴動 7~9月。7月初め頃から群馬県片品村鎌田から噴煙が見え、火口の近くでは時々噴煙臭。9月初旬に山麓で鳴動。
 1993~95(平成5~7)年 地震・火山性微動 7月~翌々年9月。中禅寺湖付近で微小地震活動が、山頂直下で微小地震・微動活動が活発化。
 2001(平成13)年 地震 3月31日~4月初旬、日光白根山の北西部から北東部(深さ5km未満)で地震活動。最大地震はM5.2(日光市で震度4)。6月5日から数日間、日光白根山の東約5kmで震源の浅い地震活動(最大震度1)。
 2011(平成23)年 地震 3月~。東北地方太平洋沖地震(2011年3月11日)以降、西側及び北西側へ約5km付近と、東側から南東側へ約5~10km付近で地震活動が活発化。有感地震多発。3月12日00:24、M4.5(震度4)。
 2013(平成25)年 地震 2月25日~26日。日光白根山の北北東5~10kmで地震活動。最大地震はM6.3(日光市で震度5強)。26日にかけ、有感地震多発(震度4:2回、震度3:6回、震度2:16回、震度1:35回)。

日本活火山総覧(第4版)(気象庁編、2013)による。
噴火イベントの年代、噴火場所、噴火様式等については、(国研)産業技術総合研究所の活火山データベース(工藤・星住, 2006)を参考に、文献の追記を行った。
なお、噴出物量については、降下火砕物、火砕流、火砕サージ、溶岩流、溶岩ドーム等を加えた重量(単位は「ton」)またはマグマ噴出量(DRE km3)で記載している。また、噴出物量が既知である場合については、産業技術総合研究所作成の活火山データベースから参照し、VEI(火山爆発指数)も付している。詳しくは有史以降の火山活動についてを参照のこと。



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