津波データフォーマット (1) 津波情報レコード(96byte) 欄 型 項目 内容 01 A1 レコード種別ヘッダ T:津波情報レコード 02 A1 津波発生要因 E:地震 V:火山 O:その他 03-10 I8 イベント発生年月日 (西暦、月、日) 11 A1 予報グレード 全予報区に発表した中で最も高い予報グレード                 (1952年まで空白) 0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで)        9:津波警報・注意報なし 12-13 I2 予報発表区数 津波注意以上を発表した予報区の数 (1952年まで空白) 14-16 F3.1(F3.0A1) 予想される 全予報区に発表した中で最も高い、予想される津 津波高さ 波の高さ(m) (末尾の16カラム目が+の場合には「以上」を意 味する) (1999年3月31日まで空白) 17-22 I6 予報発表時刻 最も早く津波予報を発表した時刻(日、時、分)                 (1952年まで空白) 23-28 I6 予報解除時刻 予報を全て解除した時刻(日、時、分) (1952年まで空白) 29 I1 器械観測フラグ 1:器械観測なし 2:器械観測あり 3:不明 30-34 I5 潮位観測点コード 沿岸において、最も早く津波が到達した潮位観 測点のコード(2観測点以上同時到達の場合は 空白とする)(到達時刻の値が完全に得られな いために、決定できない場合は空白とする) 35-40 I6 第一波到達時刻 上記の時刻(日、時、分) 41-45 I5 潮位観測点コード 最も高い津波を観測した潮位観測点のコード (2観測点以上同じ高さの場合は空白とする) 46-49 I4 最大の高さ 上記の最大の高さ(cm) 50 A1 計測範囲超過フラグ E:最大の高さが器械計測範囲外 51 A1 現地調査フラグ 0:現地調査結果がない 1: 〃 がある 52-53 F2.1 モーメントマグニ JMAが計算したモーメントマグニチュード チュード 54-55 F2.1 〃 Global CMT Projectが計算したモーメント マグニチュード(1977年より) 56-57 F2.1 〃 USGSが計算したモーメントマグニチュード (1980年より) 58-59 F2.1 津波マグニチュード 阿部が定めたところによる津波マグニチュード 60-61 F2.1 〃 渡辺が定めたところによる津波マグニチュード 62-63 I2 津波規模階級 今村・飯田が定めたところによる津波規模階級 64 1X 空白 65-67 F3.1 津波規模階級 羽鳥が定めたところによる津波規模階級 68-71 F4.1 緯度(度) 緊急(速報)震源の緯度(度) 72-76 F5.1 経度(度) 緊急(速報)震源の経度(度) 77-79 I3 深さ(km) 緊急(速報)震源の深さ(km) 80-81 F2.1 マグニチュード 緊急(速報)時に使用したマグニチュード 82 A1 震源要素を決定した 緊急の震源を決定した機関 機関 J:JMA        U:USGS P:PTWC 83-94 12X 空白 95 I1 津波被害フラグ 津波による日本国内の被害の程度 1:船舶や養殖筏などの微小被害 2:家屋の破損、道路の損壊などが生じる程度の 小被害 3:複数の死者または複数の家屋の全壊・流出が 生じる程度(ただし4には達しない) 4:死者20人以上または家屋流出・全壊1千戸以 上(ただし5には達しない) 5:死者200人以上または家屋流出・全壊1万戸 以上(ただし6には達しない) 6:死者2千人以上または家屋流出・全壊10万戸 以上(ただし7には達しない) 7:死者2万人以上または家屋流出・全壊100万 戸以上 96 I1 若干の海面変動の情報の有無 1:あり(1999年4月1日以降) (2) 震源レコード(96byte) 欄 型 項目 内容 01 A1 レコード種別ヘッダ A:震源レコード 02-05 I4 西暦        オリジンタイムの西暦 06-07 I2 月            〃    月 08-09 I2 日            〃    日 10-11 I2 時            〃    時 12-13 I2 分            〃    分 14-17 F4.2 秒            〃    秒 18-21 F4.2 標準誤差(秒)      〃    標準誤差(秒) 22-24 I3 緯度(度)     震央の緯度(度) 25-28 F4.2 緯度(分)       〃  (分) 29-32 F4.2 標準誤差(分)     〃  の標準誤差(分) 33-36 I4 経度(度)     震央の経度(度) 37-40 F4.2 経度(分)       〃  (分) 41-44 F4.2 標準誤差(分)     〃  の標準誤差(分) 45-49 F5.2 深さ(km)    震源の深さ(km) 50-52 F3.2 標準誤差(km)    〃  の標準誤差(km) 53-54 F2.1 マグニチュード1 気象庁第1マグニチュードまたはUSGS等が計算 したマグニチュード 55 A1 〃 種別 <気象庁マグニチュード> J: 旧観測網における坪井変位マグニチュード (検知網展開以降は気象官署の震度計を2回積分し て機械式地震計フィルターを適用した変位振幅に 坪井変位マグニチュードを適用) D: 坪井変位マグニチュードに準拠した変位マグ ニチュード d: Dに同じ、ただし観測点数2点で決定 V: Dに準拠した速度マグニチュード v: Vに同じ、ただし観測点数2〜3点で決定 <モーメントマグニチュード> W: 気象庁CMTによるモーメントマグニチュー ド、またはUSGS等が計算したモーメントマグ ニチュード <他機関マグニチュード> B: USGS等が計算した実体波マグニチュード S: USGS等が計算した表面波マグニチュード 56-57 F2.1 マグニチュード2 気象庁第2マグニチュードまたはUSGS等が計算 したマグニチュード 58 A1 〃 種別 マグニチュード1種別と同様 59 A1 使用走時表 気象庁が震源を決定するために使った走時表の種 類。他機関が決定した震源の場合は空白。 1:市川・望月(1971)、または浜田(1984)(以下83A)などによる走時表 2:市川(1978)による走時表(以下LL)(三陸沖等の地震) 3:市川・望月(1971)による走時表とLL、または83AとLL(北海道東方沖等の地震) 4:市川・望月(1971)による走時表とLL、または83AとLL(千島列島付近等の地震) 5:上野・他(2002)による走時表(以下JMA2001) 6:JMA2001とLL(ただしLLはJMA2001のメッシュ間隔に適合させたもの) (千島列島付近等の地震) 7:陸域用(JMA2001A)、東北太平洋沖用(JMA2020A)、 東北アウターライズ用(JMA2020B)、南海トラフ用(JMA2020C)のいずれかの走時表 上記2は三陸沖等、3は北海道東方沖等、4、6は千島列島付近等に震源が求まった場合に 用いられる。 上記7については、各観測点の位置に対応した走時表が選択され、震源計算に用いられる。 60 A1 震源評価 震源を決定するにあたっての初期条件 不明の場合空白 1:深さフリー 2:深さ1km刻み 3:深さ固定等、人の判断による 4:Depth Phase を用いた                  5:S-Pを用いた 7:参考 8:決定不能または不採用 61 A1 震源補助情報 気象庁が決定した震源に対する情報 他機関の場合空白 1:通常地震 2:他機関依存 3:人工地震 62 A1 最大震度 この地震における最大震度または有感フラグ 1:震度1 2:震度2 3:震度3 4:震度4 5:震度5(1996年9月30日まで) 6:震度6(1996年9月30日まで) 7:震度7 A:震度5弱 B:震度5強 C:震度6弱 D:震度6強 63 A1 被害規模 宇津が定めたところによる被害規模 1:壁や地面に亀裂が生じる程度の微小被害( 火山などの特殊な場所の地割れなどは除く ) 2:家屋の破損、道路の損壊などが生じる程度 の小被害 3:複数の死者または複数の全壊家屋が生じる 程度(ただし4には達しない) 4:死者20人以上または家屋全壊1千戸以上 (ただし5には達しない) 5:死者200人以上または家屋全壊1万戸以 上(ただし6には達しない) 6:死者2千人以上または家屋全壊10万戸以 上(ただし7には達しない) 7:死者2万人以上または家屋全壊100万戸 以上 64 A1 津波規模 今村・飯田(1958)が定めたところによる津波規模 1:波高50cm以下 2:波高1m前後 3:波高2m前後 4:波高4〜6m 5:波高10〜20m 6:波高30m以上 65 I1 震央地域番号 震央地名ファイルによるところの震央地域番号 66-68 I3 震央地名番号 〃 震央地名番号 69-92 A24 震央地名 震央地名(日本語) 93-95 3X 空白 96 A1 レコード種別フラグ K:気象庁月報震源 U:USGS I:ISC                 O:その他 (3) 津波予報レコード(96byte) 欄 型 項目 内容 01 A1 レコード種別ヘッダ F:津波予報レコード 02-04 I3 予報区コード 05 A1 予報グレード 一連の津波予報において発表した最も高い予報グ                 レード 0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで)                  9:津波警報・注意報なし 06-11 I6 予報発表時刻 最初の予報発表時刻(日、時、分) 12-17 I6 予報解除時刻 (日、時、分) 18 A1 予報グレード 最初に発表した予報グレード 0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで)                  9:津波警報・注意報なし 19-24 I6 第一波到達予想時刻 最初に発表した津波到達予想時刻(日、時、分)                 (1999年3月31日まで空白) 25-27 F3.1(F3.0A1) 予想される 最初に発表した予想される津波の高さ(m) 津波高さ (末尾の27カラム目が+の場合には「以上」を意 味する。) (1999年3月31日まで空白) 28 A1 器械観測フラグ 0:予報区内に潮位観測点がない 1:潮位観測点はあるが津波を観測していない 2:潮位観測点があり津波を観測している 3:不明 29-33 I5 潮位観測点コード 予報区内で最も早く津波が到達した潮位観測点の コード(2観測点以上同時到達の場合は空白とする) (時刻が詳細に得られないために、決定できない                 場合は空白とする) 34-39 I6 第一波到達時刻 上記の時刻(日、時、分) 40-44 I5 潮位観測点コード 予報区内で最も高い津波を観測した潮位観測点の コード(2観測点以上同じ高さの場合は空白とする) 45-48 I4 最大の高さ 上記の最大の高さ(cm) 49 A1 計測範囲超過フラグ E:最大の高さが器械計測範囲外 50 A1 現地調査フラグ 0:予報区内に現地調査結果がない 1: 〃 がある 51 I1 予報更新回数     予報内容の更新回数 52-55 I4 予報更新時刻 1回目に予報を更新した時刻(時、分) 56 A1 予報グレード 1回目更新の予報グレード                  0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで)  9:津波警報・注意報なし 57-62 I6 第一波到達予想時刻 1回目更新の津波到達予想時刻(日、時、分)                 (1999年3月31日まで空白) 63-65 F3.1(F3.0A1) 予想される 1回目更新の予想される津波の高さ(m) 津波高さ (末尾の65カラム目が+の場合には「以上」を意 味する。) (1999年3月31日まで空白) 66-69 I4 予報更新時刻 2回目に予報を更新した時刻(時、分) 70 A1 予報グレード 2回目更新の予報グレード                  0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで) 71-76 I6 第一波到達予想時刻 2回目更新の津波到達予想時刻(日、時、分)                 (1999年3月31日まで空白) 77-79 F3.1(F3.0A1) 予想される 2回目更新の予想される津波の高さ(m) 津波高さ (末尾の79カラム目が+の場合には「以上」を意 味する。) (1999年3月31日まで空白) 80-83 I4 予報更新時刻 3回目に予報が更新された時刻(時、分) 84 A1 予報グレード 3回目更新の予報グレード                  0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで) 85-90 I6 第一波到達予想時刻 3回目更新の津波到達予想時刻(日、時、分)                 (1999年3月31日まで空白) 91-93 F3.1(F3.0A1) 予想される 3回目更新の予想される津波の高さ(m) 津波高さ (末尾の93カラム目が+の場合には「以上」を意 味する。) (1999年3月31日まで空白) 94-96 3X 空白 (4) 津波観測レコード (A) 器械観測レコード(96byte) 欄 型 項目 内容 01 A1 レコード種別ヘッダ I:器械観測レコード 02-06 I5 潮位観測点コード 07-09 I3 予報区コード 潮位観測点が所属する予報区コード 10 A1 予報グレード 潮位観測点が所属する予報区の予報グレードで最 大のもの 0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで) 9:津波警報・注意報なし 11 A1 観測機器種別 H:巨大津波観測計(巨大津波観測計で観測した 値は、潮位観測点の所属にかかわらず、気象庁の 観測機器で観測した値である) G:GPS波浪計 B:海底津波計 12-19 X9 空白 20-25 I6 第一波到達予想時刻 潮位観測点における第一波到達予想時刻 (日、時、分) 26-31 I6 第一波到達時刻 (日、時、分) 32 A1 第一波の極性 U:押し D:引き 33-36 I4 走時 (時、分) 37-40 I4 山・谷の発現時刻 第一波の山もしくは谷発現の時刻(時、分) 41-44 I4 山・谷の大きさ 〃 の大きさ(cm) 45 A1 計測範囲超過フラグ E:第一波の山もしくは谷の大きさが計測範囲外 46-51 I6 発現時刻 最大の高さの発現時刻(日、時、分) 52-55 I4 経過時間 第一波到達から最大の高さ発現までの経過時間 (時、分) 56-59 I4 最大の高さ 最大の高さ(cm) 60-62 I3 周期 〃 の周期(分) 63 A1 計測範囲超過フラグ E:最大の高さが器械計測範囲外 64-69 I6 発現時刻 最大波高の発現時刻(日、時、分) 70-73 I4 経過時間 第一波到達から最大波高発現までの経過時間 (時、分) 74-77 I4 最大波高 最大波高(cm) 78-80 I3 周期 〃 の周期(分) 81 A1 計測範囲超過フラグ E:最大波高が器械計測範囲外 82-96 A15 参考文献 空欄は気象要覧 (B) 現地調査レコード(96byte) 欄 型 項目 内容 01 A1 レコード種別ヘッダ S:現地観測レコード 02-31 A30 観測点地名 (日本語) 32-33 I2 観測点緯度 (度) 34-37 F4.2 〃 (分) 38-40 I3 観測点経度 (度) 41-44 F4.2 〃 (分) 45-47 I3 予報区コード 観測点が所属する予報区のコード 48 A1 予報グレード 観測点が所属する予報区の予報グレードで最大の もの 0:津波なし (2002年3月31日まで) 1:津波注意 2:津波 3:大津波 4:津波おそれ(1977年1月31日まで) 5:弱い津波 (1977年1月31日まで)                  9:津波警報・注意報なし 49-62 15X 空白 63 A1 信頼度 A: 信頼度大。痕跡が明瞭で測量誤差が小さいも の。 B: 信頼度中。痕跡が不明で聞き込み,周囲の状 況から信頼出来る水位としたもの。 C: 信頼度小。その他砂浜などで異常に波がはい 上がったと思われるもの,あるいは測点が海 辺より離れ測量誤差が大きいもの。 D: 信頼度極小。高潮,台風などの影響で痕跡が 重複し,不明瞭なもの,等。 64 A1 観測種別 T:痕跡高 R:遡上高 A:目視(最大波高) H:目視(最大の高さ) 65-70 I6 出現時刻 津波の最大波が出現した時刻(日、時、分) 71-73 F3.1 観測した高さ (m) 74-96 A23 参考文献    (5) コメントレコード(96byte) 欄 型 項目 内容 01 A1 レコード種別ヘッダ C:コメントレコード 02 A1 コメント種別 N:命名地震 R:参考文献 O:その他のコメント 03-96 A94 コメント (6) 終了レコード(96byte) 欄 型 項目 内容 01 A1 レコード種別ヘッダ E:終了レコード 02-96 95X 空白