天気欄と記事欄の記号の説明
「過去の気象データ検索」の天気欄と記事欄にて表示している記号の一覧です。現在は観測していない種類の記号も含まれています。
天気欄の記号の説明
| 項番 | 記号 | 天気 | 観測者による観測 | 自動観測 | 
|---|---|---|---|---|
| 1 |   | 快晴 | ○ | - | 
| 2 |   | 晴 | ○ | ○ | 
| 3 |   | 薄曇 | ○ | - | 
| 4 |   | 曇 | ○ | ○ | 
| 5 |   | 煙霧 | ○ | ○ | 
| 6 |   | 砂じん嵐 | ○ | - | 
| 7 |   | 高い地ふぶき | ○ | - | 
| 8 |   | 霧 | ○ | ○ | 
| 9 |   | 霧雨 | ○ | ○ | 
| 10 |   | しゅう雨または止み間のある雨 | - | ○ | 
| 11 |   | 降水 | - | ○ | 
| 12 |   | 雨 | ○ | ○ | 
| 13 |   | みぞれ | ○ | ○ | 
| 14 |   | 雪 | ○ | ○ | 
| 15 |   | 着氷性の雨 | - | ○ | 
| 16 |   | 着氷性の霧雨 | - | ○ | 
| 17 |   | 凍雨 | - | ○ | 
| 18 |   | 霧雪 | - | ○ | 
| 19 |   | しゅう雪または止み間のある雪 | - | ○ | 
| 20 |   | あられ | ○ | - | 
| 21 |   | ひょう | ○ | ○ | 
| 22 |   | もや | - | ○ | 
| 23 |   | 細氷 | - | ○ | 
| 24 |   | 雷 | ○ | ○ | 
| 注 観測者による観測で該当する天気が複数存在する場合は、項番の大きい方を優先する。 | ||||
記事欄の記号の説明
| 記号 | 大気現象 | 記号 | 大気現象 | 記号 | 大気現象 | 記号 | 大気現象 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|
|   | 雨 |   | 氷霧 |   | 積雪 |   | 日光冠 | 
|   | 着氷性の雨 |   | もや |   | 結氷 |   | 月光冠 | 
|   | 霧雨 |   | 地ふぶき |   | たつ巻 |   | 彩雲 | 
|   | 着氷性の霧雨 |   | 低い地ふぶき |   | 煙霧 |   | にじ | 
|   | 雪 |   | 高い地ふぶき |   | ちり煙霧 |   | 雷電 | 
|   | みぞれ |   | ふぶき |   | 黄砂 |   | 電光 | 
|   | 雪あられ |   | 露 |   | 煙 |   | 雷鳴 | 
|   | 霧雪 |   | 凍露 |   | 降灰 |   | しぶき | 
|   | 凍雨 |   | 霜 |   | 風じん |   | 寒冷前線 | 
|   | 氷あられ |   | 霜柱 |   | 低い風じん |   | 温暖前線 | 
|   | ひょう |   | 霧氷 |   | 高い風じん |   | 降水現象 | 
|   | 細氷 |   | 樹霜 |   | 砂じん嵐 | ||
|   | 霧 |   | 樹氷 |   | じん旋風 | ||
|   | 低い霧 |   | 粗氷 |   | 日のかさ | ||
|   | 地霧 |   | 雨氷 |   | 月のかさ | ||
| 注  しゅう雨性降水の場合は、記号▽を用いて、  、  等のように表す。 注 現象記号に、方角と距離を付加することがある。方角は8方位(N、NE、・・・、NW)と天頂(Z)、距離はkmで表現している。 | |||||||
| 記号 | 現象 | 強度を判別する ための手がかり | 強度0 | 強度1 | 強度2 | 
|---|---|---|---|---|---|
|    | 雨 しゅう雨 着氷性の雨 (過冷却の雨) | 降水量 | 瞬間の強度が 0.0mm/h以上~3.0mm/h未満 | 瞬間の強度が 3.0mm/h以上~15.0mm/h未満 | 瞬間の強度が 15.0mm/h以上 | 
| 観測装置の記録によるが、故障のときは目測により観測する。 | |||||
|   | 霧雨 着氷性の霧雨 (過冷却の霧雨) | 視程 | 1km以上 | 0.5km以上~1km未満 | 0.5km未満 | 
|    | 雪 しゅう雪 | 降水量 | 瞬間の強度が 0.0mm/h以上~1.0mm/h未満 | 瞬間の強度が 1.0mm/h以上~3.0mm/h未満 | 瞬間の強度が 3.0mm/h以上 | 
| 視程 | おおよそ1km以上 | おおよそ0.2km以上~1km未満 | おおよそ0.2km未満 | ||
| 降り方 | 数分間屋外に出ていると、 着衣などに雪片がひととおり付く。 | 数分間屋外に出ていると、 着衣などに雪片が一面につき 地面がほとんど見えない。 | 数分間屋外に出ていると、 着衣などに雪片が積もる。 | ||
|    | みぞれ しゅう雨性のみぞれ | 降水量 | 瞬間の強度が 0.0mm/h以上~1.0mm/h未満 | 瞬間の強度が 1.0mm/h以上~3.0mm/h未満 | 瞬間の強度が 3.0mm/h以上 | 
|       | 雪あられ 霧雪 凍雨 氷あられ ひょう | 音 | 弱い | 並 | 強い | 
| 降り方 | わずかに降る | 相当に降る | 多量に降る | ||
| 積もり方 | ほとんど積もらない | いくらか積もる (短時間に、一面に薄く積もる) | 見る見るうちに積もる | ||
|      | ふぶき 高い地ふぶき 高い風じん 砂じん嵐 | 視程 | 通常1km以上 | 0.5km以上~1km未満 | 0.5km未満 | 
|  | 電光 | 昼 | ようやく認められる程度 | 強度0と2の中間 | 周囲に明るさを感じる程度 | 
| 夜 | 楽に正視できる程度 | 強度0と2の中間 | 光輝が激しく、 全身に光をあびる感じ | ||
|  | 雷鳴 | 雷鳴があるのを知る程度。 通常、遠雷と認められる程度の強さ | 強度0と2の中間 | 雷鳴が激しく、人を驚かす | |
|  | 雷電 | 雷鳴の強度が0で電光を伴う | 雷鳴の強度が1で電光を伴う | 雷鳴の強度が2で電光を伴う | |
| (注)低い地ふぶき・低い風じん・じん旋風は、出現の模様が観測場所によって異なりますので、その地域に応じた階級を定めています。 | 
| 記号 | 分類 | 含まれる大気現象 | 
|---|---|---|
|  小 | 小分類の 雨 | 雨、着氷性の雨 | 
|  小 | 小分類の 霧雨 | 霧雨、着氷性の霧雨 | 
|  小 | 小分類の ひょう | ひょう、氷あられ(共に気温が高いため雪あられの可能性がない場合) | 
|  小 | 小分類の 雪 | 雪、霧雪 | 
|  小 | 小分類の 雪あられ | 雪あられ、ひょう、氷あられ(ひょうと氷あられは気温が低いため雪あられの可能性がある場合) | 
|  小 | 小分類の 霧 | 霧、低い霧、氷霧 | 
|  小 | 小分類の 煙霧 | 煙霧、ちり煙霧、煙 | 
|  中 | 中分類の 雨 | 雨、着氷性の雨、霧雨、着氷性の霧雨、ひょう、氷あられ(ひょうと氷あられは気温が高いため雪あられの可能性がない場合) | 
|  中 | 中分類の 雪 | みぞれ、雪、霧雪、ふぶき、細氷 | 
|  中 | 中分類の 雪あられ | 雪あられ、凍雨、ひょう、氷あられ(ひょうと氷あられは気温が低いため雪あられの可能性がある場合) | 
| 開始時刻 大気現象 - 大気現象強度時刻 - 終了時刻. | |
| 例1 | 1010  −1030  −前1100  −1130. | 
|---|---|
| 10時10分に雨が降り始める。10時30分にはみぞれに変化し、11時には雨に変わっていたことを発見。11時30分には雨が止む。 | |
| 例2 | 0810  −  209−  012−1440. | 
| 8時10分に雨が降り始める。9時の観測時には強度が2。12時の観測時には強度が0。14時40分には雨が止む。 | |
| 例3 | −|  103−  006−0730. | 
| 前日より引き続き雨が継続。2時から3時にかけて強くなり、3時の観測時には強度が1。5時から6時にかけて変化はなく、6時の観測時には強度が0。7時30分には雨が止む。 現象記号の左に付されている「|」は、定められた観測時刻の前1時間内における現象の強度が、以前より強くなったことを表す。 | |
| 例4 | 1510  −  0|18− | 
| 15時10分にふぶきが発現。17時から18時にかけて弱くなり、18時の観測時には強度が0。その後も継続。 現象記号の右に付されている「|」は、定められた観測時刻の前1時間内における現象の強度が、以前より弱くなったことを表す。 | |
| 例5 | 前0540)  ((E)−)  (06−0620. | 
| 5時40分におよそ5km以上の東方視界内にしゅう雨が降っているのを発見。6時の観測時までに変化はなく、6時20分に終了。 現象記号を囲む「)(」は、観測場所にはないが、視界内(およそ5km以上)に現象があることを表す。 | |
| 例6 | 前0810(  )(E)−前0840. | 
| 8時10分におよそ5km未満の東方視界内に霧を発見。8時40分には終了していたことを発見。 現象記号を囲む「()」は、観測場所にはないが、視界内(およそ5km未満)に現象があることを表す。 | |
| 例7 | 前0500  −0630    − | 
| 5時に地霧を発見、6時30分には視程1km未満の霧となり、継続している。 現象記号の左に付されている「VISx」は、現象により水平視程がxkm未満になったことを表す。 | |
| 例8 | 1510  0(NW5未満)−1520  1(NW→W)−1530. | 
| 15時10分に雷鳴を聞く。強度は0、方向は北西、距離は5km未満。この雷現象は、活動中と判断される。15時20分には強度1の雷電があって北西から西に移動。15時30分に終わる。 | |
| 例9 |  a.  ap. | 
| 午前に霜があった。また、午前及び午後に結氷があった。 | |
| 例10 | 1340  S15.7N. | 
| 寒冷前線が13時40分に通過したことが観測され、通過時を含んだ通過後1時間内の最大瞬間風速が15.7m/sで風向が南から北へ急変した。 | |
| 例11 | 0130  −前0230  −0440.2150  −  2230− | 
| 1時30分観測装置の記録から降水現象の発現を観測。2時30分に雨であることを確認し、4時40分には止んだ。21時50分には雨が降り出し、目視観測終了時の22時30分なお継続中。 | |
| 例12 | 0130  中−  0230−0440. | 
| 1時30分中分類の雨を観測装置の記録から観測。目視観測開始時2時30分に細分類の雨が継続中。4時40分には止む。 | |
| 例13 | 【自動】
      0120  −0240  −0550. | 
| 「【自動】」とは、視程計による観測成果であることを示す。 1時20分から雨を観測。2時40分には雨が止み、霧を観測、5時50分には消散した。ただし、視程計(現象判別付)による記事の表示では、同時に複数の大気現象を表示できないため、霧の発現時刻は1時20分~2時40分の間で不定である。 | |
| 例14 | 【自動】
      1510  −  1530−  1750− 【備考】視程計機器障害のため、15時30分から17時50分までの大気現象は不明とする。 | 
| 「【備考】」とは機器障害や点検を行った場合などの特記事項を示す。 15時10分から雨を観測。15時30分から17時50分まで、視程計の障害により観測中止。17時50分から霧を観測。 | |
| 例15 | 【目視】
      前0830  −0850. | 
| 「【目視】」とは、目視と視程計で観測を行っている地点において、目視観測による観測成果であることを示す。 8時30分には雨を確認。8時50分には止む。 | |
