災害をもたらした気象事例

宮古島台風
昭和34年(1959年) 9月15日~9月18日
猛烈な風
 宮古島で最大瞬間風速64.8m/s。
災害概要
死者47名、行方不明者52名、負傷者509名
住家損壊16,632棟
浸水14,360棟など
(理科年表より)
概要
 9月12日にグアム島付近で発生した台風第14号は、発達しながら西北西に進み、非常に強い勢力で15日19時頃宮古島を通過した。その後は東シナ海から対馬海峡、日本海を通り、18日夜半には宗谷海峡付近を通過、19日9時には温帯低気圧に変わった。
 宮古島(沖縄県平良市)では最低気圧908.1hP、最大風速53.0m/s(最大瞬間風速64.8m/s)を観測し、島の7割の住家が損壊した。この台風は暴風域が広く、九州や北海道では25m/sを超える強風が吹き、長崎県や北海道を中心に波浪や高潮による浸害水や船舶被害が大きかった。
台風経路図 期間降水量
期間内最大風速
期間内最大瞬間風速
天気図
天気図 9月16日09時

期間内での観測値
気象官署での観測値
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