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以前の松山城の麓から東側一帯は高い建物がなかったため、気象台から松山城全体が見渡せ、逆に松山城からも気象台の時計台や付近の学校などがよく見渡せる状態でした。
しかし、近年の都市化による高層ビルの増加の影響で風向・風速、日射、日照の観測に支障を受ける状況となったため、これらの観測測器を2006年(平成18年)に近隣の県立松山東高等学校(屋上)へ移設し、さらに2015年(平成27年)には松山市立桑原小学校へ移設して、貴重な観測を途切れることなく継続しています。
現在の松山地方気象台の庁舎は、1928年(昭和3年)に愛媛県によって新築されたものですが、1938年(昭和13年)に気象業務とともに国に移管されました。本庁舎はその後、保存すべき近代建築物として愛媛県教育委員会など地域の推薦により文化財登録の申請が文化庁に対してなされ、2006年(平成18年)にその保存価値が認められ「登録有形文化財」として登録されました。
2023年(令和5年)10月に第一庁舎(登録有形文化財)の修繕と第二庁舎の増築がなされ、大時計も55年ぶりに復原されることになりました。
気象台庁舎についてはこちらのページ(松山地方気象台HP)をご覧ください。
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