熊本地方気象台長からのメッセージ

ごあいさつ

 熊本地方気象台のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 台長として赴任いたしました小湊です。

 熊本地方気象台は明治 23 年(1890 年)に熊本県立熊本一等測候所として創立以来、現在に至るまで熊本県の自然現象を監視し、適時・的確な防災気象情報を発表しており、130年を超える歴史があります。

 近年、地球温暖化による極端な気象現象が増え、世界中で災害が多発しており、これまでの常識やこれまでの想定をはるかに超えるような事態が目立つようになってきています。温暖化が進むと、台風の大型化や、大雨の増加が予測されています。
 ここ熊本県でも台風や大雨などの自然災害がたびたび発生しており、令和 7 年 8 月には線状降水帯が発生し、大雨特別警報を発表しました。また、過去には「平成 28 年(2016)熊本地震」や「令和 2 年 7 月豪雨」により甚大な自然災害が発生し、多数の尊い命が失われました。地震、大雨、台風、津波、火山等の自然現象は止めることはできませんが、住民の皆さま一人ひとりの日頃からの備えによって、被害を軽減することは可能です。

 気象庁は令和8年5月下旬から新たな防災気象情報の運用を開始する予定です。河川氾濫・大雨・土砂災害・高潮などの災害種別を明示し、さらに警戒レベル5相当の特別警報、レベル4相当の危険警報(新設)、レベル3相当の警報、レベル2の注意報という形で統一され、情報の冠に「レベルの数字」を付すことで直感的に状況の深刻さがわかるようになります。

 気象台が発表する防災情報や自治体が発令する防災情報などをご活用頂き、平時には災害への備えを、そして災害発生時にはご自身の生命を守るための適切な行動をとって頂きたいと思っています。

 熊本地方気象台では、地域のみなさまから信頼される気象台を目指し、今後も関係機関との連携を一層強化するとともに、地域防災力の推進に職員一丸となって取り組んでまいります。

令和8年4月 熊本地方気象台長 小湊 幸彦(こみなと さちひこ)

小湊幸彦台長