海洋気象観測船による観測(平成30年3月4日~3月5日)

平成30年3月6日発表
気象庁地球環境・海洋部

観測結果

気象庁の海洋気象観測船「啓風丸」は3月4~5日に図1のAからCに沿った航路(東経138度線)で黒潮の観測をしました。

図1の黒い矢印は、観測した海流の速さと向きを表しています。黒潮の流軸(流れが最も強いところ)は、B点(北緯30.6度、2.4kt、東向きの流れ)で観測されました。
図2は、観測した海洋内部の水温です。黒潮の南側の海面水温は、北側より4~5℃高くなっていました。

海流

図1 海洋気象観測船「啓風丸」が観測した海流

赤い細実線は観測船の航路を、黒い矢印が海流の速さと向きを表します。
(赤い太破線は静止気象衛星による海面水温画像から推定した黒潮の位置です。)

水温

図2 水温の深さ方向の分布

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