台風予報の精度検証結果

台風進路予報(中心位置の予報)の精度検証結果

台風進路予報(中心位置の予報)の年平均誤差の推移

 台風進路予報は、進行方向や速度があまり変わらないような比較的予報しやすい台風が多ければ精度が良くなるというように、その年の台風の特徴に起因する年々の変動がありますが、 数値予報モデルの改良や数値予報モデルの利用手法の改善等により長期的にみれば進路予報の精度は向上しています。

台風進路予報の年平均誤差のグラフ

※24時間(1日先)予報は予報円表示が開始された1982年以降、48時間(2日先)予報、72時間(3日先)予報、96・120時間(4・5日先)予報はそれぞれ発表が開始された1989年、1997年、2009年以降の誤差を掲載しています。

※次の更新は令和3年(2021年)1月末頃の予定です。

台風進路予報の精度検証方法

 台風が発生してから消滅するまでの台風の中心位置(予報円の中心)の24、48、72、96、120時間予報(3、9、15、21時発表)について、実際の中心位置との距離(誤差)を求め、1年分を平均して年平均誤差を算出します。

 台風進路予報の精度は気象庁の業務評価の指標としても利用されています。

台風強度予報(中心気圧・最大風速の予報)の精度検証結果

台風強度予報(中心気圧・最大風速の予報)の年平均誤差の推移

 台風強度予報は、その年の台風の特徴に起因する年々の変動があることに加え、数値予報モデルだけでは、台風の中心付近の気圧や暴風などの現象を十分に精度良く予測するのは難しく、 特に急速に発達する台風を精度良く予測することは困難でした。このため、これまでは進路予報のような明確な精度向上は見られませんでした。 しかし、気象衛星等の観測データ、台風や海面水温等の解析結果、および数値予報モデルの計算結果を用いて統計的に台風の強度を予測する手法の開発や、数値予報モデルそのものの精度向上により、近年、強度予報の精度は向上しつつあり、引き続き精度向上に努めていきます。

台風強度予報(中心気圧)の年平均誤差のグラフ 台風強度予報(最大風速)の年平均誤差のグラフ

※24時間(1日先)予報、48時間(2日先)予報は48時間(2日先)予報の発表が開始された2001年以降、72時間(3日先)予報はその発表が開始された2003年以降、96・120時間(4・5日先)予報はその発表が開始された2019年の誤差を掲載しています。

※次の更新は令和3年(2021年)1月末頃の予定です。

台風強度予報の精度検証方法

 台風が発生してから消滅するまでの台風の中心気圧・最大風速の24、48、72、96、120時間予報(3、9、15、21時発表)について、実際の中心気圧・最大風速との差の2乗を求め、1年分を平均したのち平方根を取り年平均誤差を算出します。

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