漁業気象通報放送原稿その2 2024年5月9日正午 つづいて漁業気象です。 カムチャツカの東の北緯54度、東経166度には、982 hPaの発達中の低気圧があって、東北東へ毎時30キロで進んで います。中心から温暖前線が北緯52度、東経173度を通って、 北緯46度、東経178度にのび、寒冷前線が北緯50度、 東経169度、北緯44度、東経163度を通って、北緯41度、 東経157度に達し、さらに停滞前線となって北緯39度、 東経155度、北緯38度、東経152度、北緯34度、 東経148度、北緯28度、東経143度を通って、北緯23度、 東経138度にのびています。中心の南東側1900キロ以内と 北西側950キロ以内では、今後24時間以内は15から20 メートルの強い風が吹く見込みです。 アムール川下流の北緯54度、東経139度には、990 hPaの発達中の低気圧があって、北東へ30キロで進んでいます。 中心から温暖前線が北緯51度、東経141度を通って、 北緯48度、東経143度にのび、寒冷前線が北緯49度、 東経137度を通って、北緯44度、東経133度に達しています。 中心の南側1100キロ以内と北側370キロ以内では、今後 6時間以内は15から18メートルの強い風が吹く見込みです。 オホーツク海、日本海、ボッ海、黄海、東シナ海では、所々濃い 霧のため見通しが悪くなっています。 小笠原諸島からアリューシャンの南にかけての北緯37度、 東経143度、(44、153)(47、152)(55、162) (60、163)(60、175)(57、180)(33、 180)(28、154)(24、144)(28、141)及び 元の北緯37度、東経143度の各点で囲まれた海域では、所々 濃い霧のため見通しが悪くなっています。 モンゴルの北緯42度、東経105度には、1002hPaの 低気圧があって、東北東へ45キロで進んでいます。 バイカル湖の北緯58度、東経109度には、1004hPaの 低気圧があって、東へ35キロで進んでいます。 日本の東の北緯36度、東経145度には、1008hPaの 低気圧があって、北東へ30キロで進んでいます。 中国東北区の北緯45度、東経124度には、1016hPaの 高気圧があって、東南東へ45キロで移動しています。 東シナ海の北緯31度、東経124度には、1022hPaの 高気圧があって、東へ30キロで移動しています。 千島近海の北緯44度、東経149度には、1016hPaの 高気圧があって、東北東へ20キロで移動しています。 ミッドウェー諸島の北緯35度、東経175度には、1030 hPaの高気圧があって、南東へ20キロで移動しています。 日本付近を通る1016hPaの等圧線は、北緯30度、 東経108度、(39、121)(38、128)(39、140) (36、136)(33、134)(24、133) (2024年5月9日正午) (21、121)(22、113)の各点を通っています。