南大東島地方気象台長挨拶

南大東島地方気象台長

 南大東島地方気象台のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 この度、4月1日付けで南大東島地方気象台長に着任しました比屋定 弘康(ひやじょう ひろやす)と申します。
よろしくお願いいたします。

 南大東島地方気象台は、沖縄本島から東へ約360kmの絶海の孤島南大東島にあります。 1942年(昭和17年)2月1日に中央気象台南大東島観測所として業務を開始して以来、今年で83年目を迎え、この間、大東島地方の自然現象を監視してきました。南大東島地方気象台では、降水量や気温、風などを観測する地上気象観測のほか、ウィンドプロファイラやラジオゾンデを用いた高層気象観測等を行っています。これらの観測データは、日々の天気予報や注意報・警報、大雨や台風等の監視・予測に活用されています。

 大東島地方は、自然災害の少ないところではありますが、南大東島地方気象台は、自然災害から住民の皆さんの安全・安心を守るため、注意報や警報等の防災気象情報を適時適切に発表するとともに、自治体の防災対応を支援する取り組みを行っていきます。また、自治体や防災関係機関との連携をさらに強化し、いざという時に皆さまが自らの身を守る行動を取っていただけるよう、防災気象情報の利活用の解説、防災に関する知識の普及にも取り組んでいきます。

 今後も、南大東島地方気象台では、地域の防災力向上と自然災害の軽減を目指し、地域に密着した丁寧な取り組みを進めて参ります。

 引き続き、南大東島地方気象台をよろしくお願い申し上げます。

令和7年4月1日   
南大東島地方気象台長 比屋定 弘康