ヒートアイランド現象

都市化の影響は日中と夜間で違いはあるのですか?

 下図は、関東地方における2014年8月の夜間(5時)と日中(15時)の都市化による影響を示しています。これをみると、日中(15時)より夜間(5時)の方が都市化の影響が大きいことが分かります。

 これは、日中は混合層 (注) の発達に伴って都市の余剰熱が上空へ拡散されるのに対し、夜間は、混合層の発達が弱く都市の余剰熱が地表付近の薄い層に集中すること、都市がない場合は放射冷却が強く地表付近の気温の低下が大きくなることによると考えられます。

    (注) 混合層とは、空気がよく混ざり合った地表面付近の大気層のことを言います。数百~千数百mの高さまで及びます。



    図 関東地方における2014年8月の5時(左図)と15時(右図)の都市化の影響による月平均気温の変化(℃)の分布図

    都市化の影響による変化は、「都市あり実験」と「都市なし実験」の差を表している。

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