南極の気象(2026年4月)


1.概 況

4月は低気圧の接近・通過により、強風を伴う荒れた天気となる日が複数回あった。
1日から2日にかけて接近した低気圧の影響により気温が上昇し、1日の日最高気温が0.2℃、2日の日最低気温が-2.3℃となり、それぞれ4月として3位の高さとなった。
最大風速は20m/sを越えたが、視程悪化の継続時間が短くブリザードとはならなかった。
19日から20日に接近した低気圧は強い降雪を伴い、中旬には気温の低下と共に主風向である北東側に開放水面が見られなくなったことも影響し、視程悪化の継続期間が長くB級ブリザードとなった。
荒れた天気となった日以外も曇りや雪の日が多く、低気圧や気圧の谷に向かって流れ込む暖湿気の影響により、月平均気温は-7.0℃となり、4月としては4位の高さとなった。
また、まとまった降雪や連続した降雪が少なく、強風の影響で積雪深は増えなかったため、月最深積雪は通年で10位、4月としては1位の小ささとなった。

  ブリザード、カタバ風‥‥用語解説




2.気温、風向風速等の気候統計値

気温、風向風速等の気候統計値
平均気温-7.0℃平均湿度70%
最高気温0.2℃(1日)平均雲量7.8
最低気温-14.2℃(26日)日照時間62.6h
平均風速7.7m/s全天日射量1.9MJ/㎡
最多風向NE雪日数20日
最大風速22.9m/s(NE 2日)霧日数0日
最大瞬間風速30.1m/s(NE 2日)平均気圧(海面)987.5hPa

数字の横についている記号の意味は「 データに付加する記号の意味」を参照してください。


3.日平均気温の推移および月平均気温の累年値

日平均気温の推移

日平均気温の推移

データは こちら をご参照下さい。
月平均気温の累年値

月平均気温の累年値

データは こちら をご参照下さい。


4.大気の流れ



南半球月平均500hPa高度および平年偏差

南半球月平均500hPa高度および平年偏差
等値線は500hPa高度を表し、間隔は60m。陰影域は平年偏差を表す。平年値は1991-2020年の期間の平均値。



5.南極昭和基地上空のオゾン層と紫外線の状況について



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